東芝:社外取締役、小林氏と古田氏起用へ
不正会計問題が発覚した東芝は30日、社外取締役に経済同友会の小林喜光代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)と、元最高裁判事の古田佑紀弁護士を充てる方向で調整に入った。経済団体のトップを務め経営手腕に定評がある小林氏と、法曹出身の古田氏を迎えることで、再発防止に向けた姿勢をアピールしたい考えだ。
東芝は29日、今後の経営体制や再発防止策などを検討するため外部の専門家で構成する経営刷新委員会を発足させた。小林、古田両氏は刷新委にオブザーバーとして参加。小林氏は「東芝の問題は、日本の経済界のコーポレートガバナンス(企業統治)で大きな課題を投げかけた。日本企業の信頼回復に少しでも貢献したい」とのコメントを発表していた。
東芝は刷新委などの議論を踏まえ、8月中旬に新たな経営体制を発表する。経営の監視体制を強化するため、社外取締役を取締役会議長に据える案も浮上しており、動向が注目される。
(出処 : 7月31日 毎日新聞)