東芝前社長の「不適切」な辞任会見(7月27日 日経ビジネス) | 開示の杜_dpro2015

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東芝前社長の「不適切」な辞任会見

これでは社員の「チャレンジ」は報われない


司会:「よろしいですか。それでは、以上を持ちまして…」


 7月21日の午後5時から東芝本社で行われた会見。この日、不正な会計処理の責任を取るため田中久雄氏は社長を辞任した。1時間以上続いた質疑応答を終わらせようと司会が切り出した時、田中氏は自ら手を挙げ、発言を求めた。


田中氏:最後に一言だけ、私の方から申し上げます。2013年6月25日、社長に就任以来、2年と1カ月弱、メディアの皆さん、そしてアナリストの皆さま方には大変多くのご支援、そしてご指導をいただきました。そのご期待に応えられることはできないばかりか、大変な事態を生じさせたことにつきまして、改めてお詫びを申し上げたいと思います。この2年間、皆さまのご支援、心より感謝を申し上げるとともに、引き続き東芝を、ご支援、ご指導、いただきたく、私の最後のお願いとさせていただきたいと思います。2年間、大変ありがとうございました。


 カメラのフラッシュの嵐を浴びながら、深々と頭を下げる田中氏。謝罪会見の定番の光景である。社長を辞任した田中氏が公の場に現れるのはおそらく最後。それを自覚しているからこそ、最後の最後に記者や証券アナリストに別れの挨拶をしたかったのだと思う。

 律儀な人柄が表れていると感じる。私自身は田中氏に直接取材したことはないが、「日経ビジネス」に掲載されたインタビュー記事を読んで、田中氏はとても正直な人であると思っていた。


続き

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/072400047/


(出処 : 7月27日 日経ビジネス)