「合気道の目指す方向」 | 神ながらの道

「合気道の目指す方向」

合気会 本部道場 森智洋師範が、以下のように記されていた。
 

 ----- 以下、転載 -----
 

今回のテーマは「合気道の目指す方向」です。
合気道は取りと受けの共同作業です。
もし、取りが受けに多くのことを求めると取りは何でも出来るようになります。
しかし、この状況は合気道の進歩にとって良いものではありません。
きれいな結果のみを求め、大変な過程を重視しないことは合気道を間違った方向へと導くでしょう。
取りはあまり多くを受けに求めないで、自ら解決する道を選ぶべきです。
それが合気道を正しく導く道でしょう。

 

The theme in this week is “The Direction aiming in Aikido”.
Aikido is combination work Tori and Uke.
If Tori ask Uke too much work, Tori can do everything in Aikido.
However this situation isn’t good for the progress of Aikido.
To aim beautiful result without hard processes leads Aikido to wrong direction.
We should solve the situation by ourselves without too much help of Uke.
This way leads us to right direction of Aikido.

 

----- 転載 ここまで -----

このことは、自分もここ数年考えていたことであり、正しく、我が意を得たりと共鳴する。

敬愛するNew York 合気会 山田嘉光師範も、「合気道には、受けの Cooperationが要るけれども、Not too much Cooperation である。」と、語られていたと記憶する。

” 取りはあまり多くを受けに求めないで、自ら解決する道を選ぶべきです。”