道友會 佑武舘 日曜日 | 神ながらの道

道友會 佑武舘 日曜日

日曜日の西湾河、港東スポーツセンターでの稽古。

40度近くにもなっているという日本ほどではないものの、ゆうに30度を越える、なかなかに暑き日。
出席者も日曜メインの5名に、1名のトライアル参加者、6名での稽古。

手際よく畳を入れ、準備運動、受け身、膝行、トライアル参加者は、昨日に続き二日目、受け身も何とか回れるので、そのまま稽古に入ってもらうことにした。

以前、某国で指導の枠をもらっていたころ、ボーゲンから入るのがそこの道場主の稽古、いきなりパラレルから入るのが私の稽古と言われたことがある。 なんとか受け身が回れれば、基本の動き、身体の使いから稽古に入る、受け身はその流れのうちで上手くなれば良いと考え、そのスタイルでやって来た。
型の動きも、大きな流れを掴んでもらい、その後から細部を整えて行く方式でやっている。

トライアル参加者、ビギナーが含まれているので、全員で立ち、そこから踏み込んでの正面打ちから。
一人での正面打ちの後、送り脚で出て、刷り上げの合わせ、合わせた接点の角度を変えて斬り落とす使いで、正面打ちの表。
続いて、踏み込んで刷り上げの合わせから袈裟斬りに転換して一教の裏。
腕力を使わず、相手の力を流す使いなので、素直に動けば、誰でも動ける。

一教の収めから相手が起き上がろうとしたら、そのまま相手の起き上がる力の方向へ逆らわずに流せば一教返し。
緩んで抜き、そのままの流れで相手の力を放出すればいい。
ゆっくりと流れに合わせて、相手を返し、低く導いて転がす使い。

諸手取りに変えて、取らせて転身、相手に背を向けた位置から中心で振り出して切り返す一教。
中心から取らせた端末である腕を振る使い、相手に向いたまま動けば、引き込むような呼吸投げとなる。

逆半身片手取りに変えて、入身、転換の捌きから四方投げ。
緩い身体の使いで、動きと流れを感じ取っての稽古。

逆半身片手取り、交差の手に接点を変え、手のひらを水平に切りながらスライドするように入身、大きく転換の捌きから振り上げて落とす入身投げ。
続いて、入身投げの腕の接点を繋いで振り上げ、大きく振り落とす呼吸投げへの変化技。

一級、二級のメンバーには、取らせた手首を切って、そのまま振り上げて落とす呼吸投げ。
取らせて切る、動きの流れを使うので、難易度はやや高くなる。



腕の使いを説明して、座技呼吸法。
最後に体幹への基礎運動で、稽古を終了。

少人数ながら楽しい稽古でした。