古代ギリシャの一部の都市国家では自由市民が民主制を布いて議会で闊達に議論を交わすことで市民共同体としての意識が高まり国威が高揚したそうだが、


やがて一部の政治家に大衆が扇動されるようになり、衰退したそうな。(衆愚政治)


異なる意見との闊達な議論と、暴力・脅迫行為に脅されない言論の自由・人権の保障が近代国家の繁栄には不可欠なのではないのか、と思うのだが、


世の中には「決まったことにはみんな従わなきゃダメなんだ!国旗国歌を敬うことは『日本に住まわせてもらっている』人間として当たり前のことなんだ!」


と、およそ自由市民としては似つかわしくない発言で「強制を肯定」してる人もいるようで。


村野瀬玲奈さんのこの記事でクダクダ管巻いてる「コウ」。

国旗、国歌の意味と使い方を考えてみました


また某市の教育委員をしている方の話で、その人の息子さんがICSVに参加しました。11歳から大学生位まで各国4名、20数カ国から計100名が参加して各国持ち回りで夏のキャンプを実施していました。そしてキャンプファイアーの時に、各国代表が立って自分の国の国歌を歌い、その意味を説明して聞かせるということがあったそうです。外国からの参加者は皆自分の国の国歌の意味を解説できたのですが、日本の番になった時、「君が代」の意味を外国の人達に説明できたのは、その教育委員氏の息子さん一人だったそうです。残る三人は「君が代」の意味を知らず、その息子さんが居なければ日本は大恥をかくところであったと。


のこのコメントについて


過去記事

「小学生の詩みたいね」

スペインで今まで歌詞がついていなかった国歌に詩がつけられることが先週決まったが、「独裁時代のにおいがする」と多くの国民の拒絶反応があって、今週になって早くも撤回されたんだと。

に関連して「歌詞のないスペイン国歌を持つスペインの子供は大恥をかいたのか?」とコメントしたが、

(文面から匂い起つ「教育委員の息子さん」への絶賛振りがすごいね。お上の意を汲み取って息子に叩き込む公務員バンザイなのか(笑)



彼のような「国旗・国歌なら国民はなんでもありがたがるべき」という思想の持ち主には、


「国民に不評で一週間で廃止になる国歌」

あるいは

「一度決まった国歌に不満を述べる国民」


というものの存在自体許しがたい「お行儀の悪い・しつけのなっていない」自体なんでしょうなあ。


まあ、子供が直立不動の裏声で揃って国歌を歌う姿は、

数年前に日本で盛んに流されていた「北朝鮮報道」のような『見世物』になるとは思いますよ。

あの頃子供を笑いものにするなんて酷いなあ、と俺は思っていたんですけどね、ブラックなんとかの中井。


その人が書いた「国旗国歌認識」の記事 を見ても村野瀬さんの方のコメント欄でされているように

突っ込みどころが満載

で、こんな「国歌の意味」を披露して悦にいってるヤツの話し聞くんじゃ

子供でも退屈だろうな

とその「国際ナショナリスト大会」みたいなキャンプファイアー話に笑いました。

(その話しってもしかして新興宗教団体がらみの「ICSV」なんじゃねえだろうな(笑)ソースは世界日報や聖教新聞とか(笑))


「自国の政策より外交問題に目を向けさせる」「なんでも悪くなったことは左翼教育のせいにする」抗外・反共報道によってナショナリススティックな政治家が扇動してきた衆愚政治にまんまとのる人が、「国を発展させる議論を活発にさせる」自由市民としての義務を怠ってきたせいで、


日本は今のように国勢が落ちてきたんでしょうなあ。

国民が互いに監視しあい政府に反対するものは粛清する時代が輝いて見える人たちだからしょうがないか。



うん、もうダメだ。
わかってたけどね。
そもそもの反論が反論をなしてない左翼が多すぎます。
だから人気ブログランキングだと上位が右翼ブログばっかりになってしまうんですね。
いくら言ってもどんどん論点からずれていってるので私はこの辺でアデュー


と捨て台詞をキゼンと(大笑)残しておられますが、

最後に「アデュー」とかかっこつけてるのって、

ね、みっともないってでしょ?
自覚してるんでしょう?
礼儀正しく・・・・・は無理なんだろうなぁ。

うわあ、コピペしててもキモイ(笑