万引き:イラク派遣がいやで、2等陸曹を懲戒処分 千葉

 陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市)所属の2等陸曹(38)が、万引きで警察に検挙され、停職40日の懲戒処分を受けていたことが分かった。2曹は「家族の反対にあい、イラクに行きたくなくなったからやった」と話しているという。

 2曹は今月1日、同県印西市のホームセンターで約1万1000円相当のバッグを万引きし、警備員に取り押さえられた。印西署は微罪処分とし釈放、空挺団が引き渡しを受けた。

 イラクでは、陸自東部方面隊を中心とする第9次イラク復興支援群が活動しているが、2曹は当初、派遣を希望して予備要員となった。防衛庁によると、派遣には本人と家族の同意を求めており、強制することはないという。【反田昌平】


「強制することはない」という防衛庁の言葉をそのまま信じ込むと、以前ここのコメント欄 に群がった人たちのように「驚いた、いつから強制になったんです?イラク派遣。」「仮に「強制」だとして、どうしてもイラクに行きたくないというのなら自衛官を辞めればいいじゃないですか。」という政府に大変都合のいい説教師が出来上がる。


そうしなければならないように追い込んでおいて、自分たちの反省は一切なく「自分たちはそんなつもりはない」「相手がそう勝手に思い込んだんだ」「そんなことをするほうが悪いんだ」と非難し、あくまでも自分たちの正当性を主張する悪党ばかりがはびこる世の中だ。


もっとも、そんな悪党が国民の規範たる一国の長であるのだから、こういった風潮は致し方ないのかもしれない。


小泉内閣総理大臣が堀江について「法律を破るのはいけないねえ」と例の口調で他人事のように言っていたのだが(記事が見つかりませんでした。)

小泉純一郎首相の靖国神社参拝は憲法が定めた政教分離に違反し、精神的苦痛を受けたと主張し、旧日本軍の軍人・軍属として戦死した台湾先住民族の遺族ら188人が首相と国、靖国神社に1人1万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪高裁(大谷正治裁判長)は30日、参拝は首相の職務行為と認定したうえで「憲法の禁止する宗教的活動にあたる」と高裁段階で初の違憲判断を示した。賠償請求は認めず、原告側の控訴を棄却した。原告側が「実質勝訴」とみて上告しなければ、請求は棄却されているため、国側が判決理由を不服として上告することは事実上難しく、判決は確定することになる。


日本国憲法を破るような首相はいけないねえ。と強く言いたい。