少し前になりますが、お盆明けの8月19日金曜日に造園技能士試験の1級を再び受験して来ました。
結果は既に発表されまして、私は見事合格を手中に収める事が出来ました‼️
今年で2回目ですが、去年のアクシデントの事もありまして、、辛酸を舐めるような思いで待ちに待った試験でした。
で、次に挑戦される戦士に少しアドバイスをと思いブログに残そうと思います。
次はあなたが合格する番です、大丈夫。
頑張ってください。
では最初に、この資格は対外的にはほとんど使う事のない無駄の多い資格だと言われています。
私が取得した理由は酒屋との兼業でも造園技能士の頂点である1級を獲得出来るんだという証明が欲しかったのと、自己啓発の為に取得した事が大きいです。
1級技能士に恥じない仕事をしないといけないと思うと良いプレッシャーにもなりますし、自信も責任感もつくのではないでしょうか??
そんな事から取得を目指し日曜日もお盆休みも関係なく朝から夕方まで作庭課題の練習に充てたのです。
この試験は真夏の炎天下の中、3時間以内に規定の寸法通り、いかに早く正確に仕上げるかを問われる課題です。
京都府ではお盆明け早々に試験があります。
また本場ということもあり、京都で合格する事はなかなか難しいと言われています。
では受験生が1番知りたい核の部分、私から言えるアドバイスを伝えたいと思います。
まず当たり前ですが、何度も練習しないと絶対受かりません。本番では図面を見ながら作業している人は誰も居ません。
頭に叩き込む事!
そしてどんな人でも図面を見ながら大体の課題を作り上げる事は可能です。
しかしこの試験の恐ろしさはこの先にあるのです。
どういう事かと言いますと、作り込めば作り込むほど細かい問題が浮き彫りになると言う点です。
私から言える事はどんな作業でも必ず時間を測って下さい!!
そしてその日の1番最初の練習には必ずタイムトライヤルで最後まで100%の力で作り込む事。
勿論景石、掃除、整地も含めてです。
練習ですから時間は4時間かかろうが構いません。
100%の力で作り込んだ時の自分の実力を知らないとそこから時間を短縮する事が難しいからです。
そこそこの仕上がりなら3時間以内に完成出来ますが、試験官が見る要点は想像以上に細かいのでそれでは間違いなく不合格になるでしょう。
植栽は本番勝負になると思いますので多めに20分は時間を見ておく事です。
ですから植栽以外で2時間30分前後にキッチリ寸分の狂いもなく仕上げれる為の練習をして下さい。
課題は3つの項目に分かれているので各項目ずつ練習する人も居ましたが、落ちますね。
試験は炎天下の中、流れる様に作業しないと合格出来ません。
流れる様に作業するという事は次の作業、次に使う道具、使わない道具が完全に頭にインプットされた状態の事を指します。
また作業ヤードの整理整頓が出来ないと道具が何処に行ったのか分からなくなって時間ロスに繋がります。
必ず全行程を通して最後まで作り込む!!
整地、掃除は本番で。
そういう人は必ず落ちます。
この整地と掃除こそが1番大事だと肝に命じて下さい。
あと最初の親柱の立て込み。
そう、建仁寺垣です。
緊張感半端ないですよね?
わかります。。
私から言える事は、親柱、間柱を制するものは試験を制すると行っても過言ではないくらい重要だと感じました。
私は柱を立てむ練習を1番多くやりました。。。
私が推奨する水平器は600のモノで目盛り付きのヤツ。
柱の立ちをみたら、次は柱の芯芯200を見ます。
柱の立ちの勾配確認は建仁寺垣を正面から見て、正面と左側面だけです。
完成後は後ろと右側面は竹があるので試験官が測るのは正面と左側面だけです。
間柱は目測で行きましょう。
完成後はシュロ縄、竹が邪魔で水平器が当てられないでしょうから。
また、いちいちメジャーを使うのは時間が無駄ですし、柱が振れて立ちが狂いやすいのでそのまま立ちを確認した水平器を柱の芯芯を見る時に使って下さい。
目盛り付きの水平器を推奨した理由はコレです。
意外とこれがポイントなんです。
メジャーを使う手間を省くと同時に柱の位置が変わらないようにする裏ワザです。
間柱も同じように。
埋め戻す土はとりあえずは柱が振れない程度に。
もう一度立ち、柱の芯芯、親柱から間柱芯の900を辛い程確認してから突き固める事!!
位置出しのピンポールはあてにしない。
あくまで大体の位置出しだと思う事。
竹の斜めカットは出来るだけ鈍角に切るように。
鋭角ではやや隙間が目立ちます。
建仁寺垣は1時間5分までに完了させるべし。
建仁寺垣が完了しましたらとりあえず水分補給をする事。
そして呼吸を整えましょう。
次に蹲です。
ここでは袋に入ったごろた石を使いますが、区画外の場所で2袋とも開けて下さい。
最後に袋を畳んで余った石をかぶせて片付け完了になるからです。
絶対に区画内で袋をひっくり返さない事!!
区間内でこれをやってしまうと邪魔で仕方ないです。
蹲のポイント。
まずはピンポールで台石、前石、飛び石の通りを出すついでにGL設定をします。
1番GLから高い石は前石の65ミリです。
であるから、現状地盤から65ミリ上がりの位置に水糸の高さを設定したらば、さらにピンポールの根際で水平器をあてて勾配を水平に合わせておきます。
こうする事で前石を据える事が出来ます。
次の工程の延べ段の飛び石も糸から15ミリ下がりの所に据える事が可能となります。
石は16個程選別して最初にヤード内に持って行って下さい。
前石を据えて台石を適当な深さに据えたら手燭石、湯桶石を据えます。
ポイントは水糸の通りを見ながらバランスよく左右に据える事。
次に蹲の縁石一石目を前石、台石の延長線上に据えます。
縁石の高さは糸から15ミリ下がりですよ。
現時点で前石、台石、縁石一石目が一直線に据えられた状態になりますのでピンポールを一旦外して前石の前に挿し直します。
つまりピンポールは前石から述べ段の板石までの高さと通りが解る様な格好にしておきます。
こうしておけば飛び石を据える時に役に立ちます。
縁石からの続きです。
一石目から手燭、湯桶に向かって縁石を据えて行きます。水平を確認しながら慎重に。。
作業は手水鉢の台石の上に乗って作業し、海は試験官にわからないように足で踏み固め縁石が安定するように。
手水鉢を乗せる直前に地ゴテで叩きます。
支給される砂が少ないのでそうしないと土と混じってしまうからです。
砂は手水鉢を乗せる前です。砂に波紋を手でサラサラっと引きましょう。
蹲は30分から40分で完了させるべし。
次に述べ段です。
ここでのポイントはまずスコップで土をほぐす事!!
ほぐし終わったらスコップを縦にして土を切る様に縦筋を入れましょう。
ほぐした土の上には絶対乗らない事!!
では何処に足を乗せるのかというと、前石に続く飛び石の上と区画外です。
建仁寺垣を正面を見て左にお尻を向ける格好です。
使う石は36個もあれば良いです。
小さい石はたくさん確保しておく事。
述べ段の最重要ポイントは外枠から石を据える事、四つ目地、 を作らない事、水平をキッチリ確認する事!!
述べ段の輪郭を仕上げたらホクホクの土の上に適当に敷き詰めて、いざという時に確保しておいた小さい石を細かい所に使用して下さい。
述べ段は精度を求められます、焦っても上手く出来るものではありません、ここは慎重に行きましょう。
試験官のチェックでは棒で石が動かないか叩くと聞いたことがあるので、目地はしっかり土極めして下さい。
板石、飛び石は乗られます。
述べ段は45分から50分で完了させるべし。
ここまでで8割の整地は作業の中で並行して済ませておくと後が楽です。
小さな小石は景石の間や建仁寺垣の後ろに処理しましょう。
景石は5分もあれば大丈夫でしょうか。
景石は建仁寺垣の延長線上からはみ出さない様に据えるべし!!
またとかく考えずに三尊石を採用して下さい。
とにかく植栽と最終チェック、整地、掃除に30分は欲しいですね。
写真は私が本番に造った課題です。
本番はメチャクチャ緊張しますから。
その為に失敗は練習の時にやり尽くして下さい。
では合格を目指して頑張って下さい!
では。










