事情が分からないまま考える。ケガ?熱中症?耳石由来の眩暈?それとも疲労困憊?深刻なのか、大事を取ったのか?

 

 バーディー合戦をよそに、いつもの如く跳ねないが崩れもせずカットライン付近にスコアを作ったミネベアミツミレディス初日。

 大半フェアウエーを外しながら7割超のパーオン率を保ち、二日目は上向くのか持ちこたえられなくなるのかが焦点だったのだが、苛酷な日程へのかねてからの懸念がここで形を取ろうとは。

 一昨日、日本女子オープンの地区予選を静岡で戦い札幌に飛んできたばかり。この試合を共に戦った柏原明日架プロは欠場し、これはメセデスランキング上位の立場から順当として、同試合トップ通過ながらリランキング的には微妙な辻梨恵プロも出場していない。体調や疲労の蓄積を考慮して試合スケジュールの調整を図るのはプロとして当然ではあるが、さくらさんは出られる試合に出るのは当然というスタンス。ファンとしてそれを尊重しながらも、年齢的にも自覚外の勤続疲労がプレーに及ぼす影響を考えコンディショニングに意を注ぐことも必要ではないかと見てきた。復活を待望するファンとしては。

 

 事情が分からないので「当面ゆっくり休み体調を整えてからまた」としか言えないが、肉体的にも精神的にもこれまで張りつめていたものが途切れ、蓄積した疲労がどっと堰を切るような状況に陥らないようそれだけを願っている。

 ツアーが1週休みとなる来週、ダブルス形式の試合企画レディ・ゴー・カップへの出場が予定されているようだが、くれぐれも無理は禁物と申し上げたい。