移動の二、三日前から腰に違和感があったが、新幹線経由で初めて乗車した水郡線車内ではシートから立ち上がろうとすると激痛が走るようになり、水戸まで4時間近くの半分以上を吊革に掴まり、空いているのを幸いに屈伸に励む仕儀に。結果、GWの後半をほぼ寝込んで棒に振ることとなった。
そんな訳で、先週のNTTドコモビジネスレディスの横峯さくらプロについてはいつに増して断片的な感想となる。
予選初日1アンダー、二日目1アンダー、決勝2アンダーと三日間共アンダーパー。初日瞬間最高の4アンダーに苦心しながら最後は戻すという、さくらさんの試合では何度か見覚えのある展開となった。
経験上も比較的スコアの出やすいコース。さくらさんのバーディー数は6個・2個・4個。なかなか大爆発といかないのはジャストタッチスタイルのパッティングの難しさなのか?
風で乾いたグリーン、雨上がりのグリーンとその後目に見えて速さを取り戻していくグリーン。状態がこう目まぐるしいと、一本のライン上を点ピッタリに届くよう打ち出すのは余程難しいのではないか。届いても弱めのボール回転ではカップ目前でラインを逸れることがある。勿論、強く出てもそれがある。要求されるのはラインとタッチの一種芸術的な合致であり、それは無論繊細で難しく、勢いで乗り切っていけるものでもない。
私などは「直径1㍍のゾーンの中心を意識してタッチを少し強めに打ちだせば、むしろラインを作って入る確率も増すのでは」と、数少ない「パットの良く入る日」を思い出しながら考えたりもする。彼女のスタイルに付きものの一息届かないパットをなにしろ解消させないことには、確率論的に言ってもカップインの率は上がらないのだから。
素人理屈はここまで。明日から今季初のメジャー。
さくらさんは遅い1番スタート。同組は高橋恵プロ。確かペアマッチで見た記憶がある。中学生でステップアップツアー優勝を果たしているそうだ。もう一人は小林夢果プロ。一昨年の利府(ミヤギテレビ杯)観戦の折もさくらさんと同組だった。スケール感のあるアスリートというのがその時の印象。その後の件の一件は別として、若さもあるのだろうがプレーぶりも個性的にも自分の一打が全てのよう。さくらさん応援団は別として、付いて回って妙味のある組み合わせとも、さくらさんがめらめらと燃える組み合わせとも思えない。決勝が待ち遠しい。