皮膚科のれっきとした病名に主婦の手湿疹(housewives hand eczema)
逆性石鹸が表皮の溝に入り落ちきらず残存が原因
水疱が破れ痛痒く赤く腫れ上がり難治性もある
夏は手の汗疹と似るが
汗疹はワセリンで悪化(汗疹は水疱が破れ液が流れて手の他の部分につくとそこも激しく痒くなる
主婦の手湿疹はワセリンが治療の外用剤になる
汗疹も主婦の手湿疹もリンデロン外用を使える
主婦手湿疹はワセリン+リンデロン外用MIXで軟膏の濃度を薄めてもOK
施設ではリンデロン軟膏(基剤がワセリン)にワセリン追加し経費節約

主婦の手湿疹のような化学的な侵襲もあるし
(昔、給湯器がなかった時代は確実に多かっただろう)
気道粘膜上皮細胞に侵入するウィルスや真菌、細菌の病原微生物の浸襲
温熱外傷(burn)の浸襲
生体の細胞が戦う敵は多いが
戦いに使う武器は手持ちのものしか使えない

アレルギー反応は免疫応答とヒスチジン(essentialAA、his)をたっぷり摂取できる豊かな社会があだになった自業自得浸襲

後進国、食料難の国にはアレルギー性鼻炎はほぼ無い
sinusitisは先進国より後進国が多い


アレルギーの言語の意味はきみょうだ、わけわからんわ、みたいな意味(違)
他の人には安全なものがある日突然ある人にだけ突然危険な毒物みたいな存在になるのがさっぱりわけわからなかったためらしい
でも細胞にとっては敵になる(自己なのに非自己と)
とりあえず敵なので細胞は戦う
いつも同じ武器で
細胞の脂質二重膜の脂肪酸をちぎっては投げちぎっては投げ

essentialAA
His(histidine
 N     COOH
 //\/\/
 |_// |
HN   NH2
複素芳香環は
イミダゾイル基

histidine
  |
  |←(HDC)
  |histidine-
  |de carbo xylase
  ↓ディ カルボ
histamineヒスタミン
  NH
 /\
 ||_//
N /
   \
   /
  NH2