北海道、道東の小さな宿の歳時記

北海道、道東の小さな宿の歳時記

美幌峠、屈斜路湖、摩周湖など
北海道、道東の豊かな自然に包まれた小さな宿から
日々の風景などをお届けします

摩周湖第三展望台

 

今の時期
摩周湖と言うと此処へ行きます

ココの神様は気まぐれで
平地では穏やかだった風が強く吹いていたり
ライブカメラでは大丈夫だったのに
着いてみたら霧の中だったり

いつもながら翻弄されます

ただどうしても
足が向いてしまう

川湯側から昇る道すがらの
美しい森の姿と併せて

魅力的な所です

 

 

 


 

 

 

 

 

 

道東のお勧めスポット
ハイランド小清水725


美幌峠や津別峠
摩周湖に比べると
少し認知度は低いかもしれませんが


藻琴山の登山口にもなっている此処は
風景も素晴らしいものがあります


駐車場からのパノラマも見事ですが
レストハウス脇の小道をちょっと歩いた先に
屈斜路湖が広がり


眩しい太陽の下
大きな空が湖面に映る
絶景に出会えるところ

 


澄んだ空気が
身体いっぱいに満ちてきます

 

 

 

 

 

 

雪がすっかり解けて地面も柔らかくなると
ようやく宿の庭も鮮やかになり
待ちに待った花の季節。
宿の庭に咲く花たちを少しご紹介します。

 

春は桜
北海道の桜は日本で一番遅く咲きますが
道東はその中でもゆっくりで
今年はゴールデンウィーク前後が盛りでした

 

水仙は宿泊棟の前に咲いています。
この日は雨上がりの朝で
軽く水滴を纏った姿が綺麗でした

 

クリスマスローズは早くに咲きます。
地面の低い位置に下向きに咲くのが
何だか控えめで
後ろ姿が印象的。

 

エゾノウワミズザクラ。
庭の真ん中あたりに大きな木があります。
5月も中旬を過ぎた晴れの日に
撮影しました。

 

宿根草。
葉とも花とも言えるような姿が印象的で
グリーンから黄色へのグラデーションが
綺麗です。

 

オキナグサは宿泊錬の前辺りにあります。
これは花の後。

花よりもこの姿が目を惹きます。

オキナグサの花はこんな感じです。

 

釣鐘水仙。
庭の真ん中あたりの奥に咲いていますが
とても小さな花で
控えめな印象が寧ろ気を惹きます。

 

ニリンソウ。
野の花も咲いています。
小さな花は見つけるのが愉しみで
蕾の頃から咲くのを待っています。

 

 

冬が終わって雪が無くなると
鮮やかな色彩が戻ってきます。
宿の庭も色とりどりの花が咲いて
新緑と共に生き生きとした風景に。

暑さの鎮まる頃まで
庭を草木が彩ってくれます。

 

 

 

今年は少し早めのような気がしますが
開通した津別峠へ夜明け詣でに行ってきました

 

  

 

雲海はありませんでしたが
見下ろす屈斜路湖に映る
夜明けの空は
とても美しく


マジックアワーに間に合った甲斐がありました


なにぶん夜明けの早い道東
なかなかの早起きを要しますが
その絶景は
格別です

 

 

 

 

雨上がりの朝

庭の花も朝陽と雫に映えて

 

青空の広がる

良い天気の一日の始まりに

 

 

  

 

桜も散り際の頃

順を追って花が開き

 

庭も賑やかになってきました