薩長同盟 | 同窓会ネット こぼれ話

薩長同盟

こんにちわっ
同窓会ネットの三木です。

本日は、「薩長同盟」について書きたいと思います。
薩長同盟について書く・・・と
私がスタッフに宣言したとき、
スタッフは当然、「えっ!!!」となっていました。

でも書きたい。


薩長同盟って、
ほとんどの方が教科書をみたりして、
知っておられますよね。

では、その中身とは???

(この後の内容は、私の個人的な見方なので、ご了承ください)

まず、話しを同盟前の状況から説明します。

主役2藩の立場からですが、
長州藩は、幕府からならず者の藩として
目をつけられていました。
長州藩も反抗し、日本の中で、唯一、反抗を繰り返していました。
薩摩藩も一時は、幕府と共に長州藩を攻撃していました。
長州藩にとっては、薩摩が憎しですよね。


もう一つの主役、薩摩藩は、
先進的な藩で、長州藩の次に幕府が次に狙うのは、薩摩ではないか?
という意識を持っていたようです。
「狡兎死して良狗煮られる」の形です。
軍備的には整っていても、諸藩から攻められては、
薩摩が滅ぶと危惧感を戴いていました。


そんななか、一人の英雄が登場します。
土佐藩の脱藩浪士、坂本龍馬です。
龍馬のほかには、中岡慎太郎など、同じ思いを共有する仲間達。

そのメンバーは、
お互いに嫌いになってる薩摩と長州に利害を説明しながら
情熱を持って説得します。
一時は、大きく近づいても、両藩の事情もあり、
破綻もしかけます。

でも、あきらめずに粘り強く、交渉します。

その結果、日本の国を大きく変える「大同盟」
薩長同盟ができたのです。

薩長同盟の文献は、少ないらしいのですが、
今現在、わかってる内容は次の項目です。



提携内容(6ヶ条)

一、戦いと相成り候時は直様二千余の兵を急速差登し只今在京の兵と合し、
  浪華へも千程は差置き、京坂両処を相固め候事

一、戦自然も我勝利と相成り候気鋒これ有り候とき、
  其節朝廷へ申上屹度尽力の次第これ有り候との事

一、万一負色にこれ有り候とも一年や半年に決て壊滅致し候と申事はこれ無き事に付、
  其間には必尽力の次第屹度これ有り候との事

一、是なりにて幕兵東帰せしときは屹度朝廷へ申上、
  直様冤罪は朝廷より御免に相成候都合に屹度尽力の事

一、兵士をも上国の上、橋会桑等も今の如き次第にて勿体なくも朝廷を擁し奉り、
  正義を抗み周旋尽力の道を相遮り候ときは、終に決戦に及び候外これ無きとの事

一、冤罪も御免の上は双方誠心を以て相合し
  皇国の御為皇威相暉き御回復に立至り候を目途に誠心を尽し屹度尽力仕まつる可しとの事



ということらしいです。
らしいというのは、きちっとした書類が無いのだそうです。
教科書でならった同盟の内容にも驚きですが、
書類が残っていないということも、
これまた驚きです。

この大同盟のあと、日本がどのように変わったかというと
皆様のご存知の通りです。


個人的には、第6条の「双方誠心を以って相合し」という言葉、
とても好きですね。







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