共通テストを終え、受験科目が私立や国立二次の特定科目に絞られた。
科目数が減ったからといって楽になるわけではなく、むしろ一問の重みが増し、精神的な負荷は変わらない。
少しでも勉強時間を確保しようと睡眠を削りがちだが、振り返ればそれは逆効果だったように思う。
受験本番の一年間、目下の悩みは子どもの睡眠時間が明らかに不足していることだった。
23時に予備校から帰宅し、夕食や風呂のあと1時頃まで復習をする。
1日4時間睡眠を続けていた時期、娘の口には口内炎ができ、些細なことでイライラを募らせていた。
身体の抵抗力が落ちているのは明らかで、この時期にインフルエンザなどの感染症にかかるリスクを考えると、無理を続けることは合理的ではないと判断した。
よく「寝不足の脳は、ほろ酔い状態と同じくらい認知機能が低下する」という話を聞く。
実際に見ていても、睡眠を削って机に向かっている時間は、集中力が散漫になりがちだった。
そこで、共通テスト明けから生活リズムを根本から見直し、就寝を23時半、起床を5時半の「6時間睡眠」に固定することにした。
睡眠時間を確保するようになってから、朝食をしっかり食べられるようになり、情緒も安定してきたように見える。
無理に起きているよりも、しっかり休んで脳をクリアにした方が、結果的に学習の質が保てているようだ。
また、受験生を支える親側の体調管理も無視できない。
私自身、寝不足が続いて体調を崩しかけたため、現在は23時に寝て5時に起きるリズムに変え、日中に15分程度の仮眠をとるようにしている。
睡眠は心身のメンテナンスそのものだ。
免疫力を維持し、万全の状態で試験当日を迎えるためには、今は「寝ること」も必要な準備の一部なのだと感じている。


