長年使ったパナソニックの掃除機が突然壊れ、地域のルールに従って指定の日に集積所に出した。
この地域は収集日が限られており、同じ日に粗大ゴミや資源ゴミが一斉に出るため、「なんとなく家電の持ち去りはありそうだ」と予感はしていた。
その予感が、まさか現実になるとは。
小学生の息子たちの通学班を見送って自宅に戻ったのは、ほんの数分後。
そのわずかな間に、掃除機は跡形もなく消えていたのだ。
自宅の監視カメラの映像を確認すると、驚いた。
ハイエースのような業者ではなく、自転車に乗った人物が、私の出したばかりの掃除機をあっという間に持ち去っていたのだ。
その自転車の荷台は、すでに他の資源物なのか?パンパンに積載されている。
おそらく、この人物は地域のゴミ出しのタイミングを完全に把握し、朝早くから集積所から集積所へと巡回している常習犯なのだろう。
以前にも古紙回収の日に、新聞や雑誌がハイエースで根こそぎ持ち去られたことがあった。
今回は、自分の出したものが狙われるという不快な状況にゾワッとした。
地域のルールに従って出したものが、ルールを無視した人間に勝手に盗られていく。
そして、収集日が限られているがゆえに、その日が「狙われる日」になってしまっている。

監視カメラをつけていても、自転車ではナンバープレートがないから特定は難しい。
仮に顔が映っていたとしても、警察が動いてくれる可能性は低いだろう。
違法行為だとわかっていても、現行犯でなければどうにもならない現状。
自分の生活圏内が、常に誰かに「漁る」対象として監視されているような、強烈な嫌悪感が残った。
個人でできることは限られていて、警察の巡回強化の依頼をすることや、自治体による注意喚起や対策くらいだろうか。
ゴミを出すたびに、「また誰かに見られているのではないか」と気にしなければならない状況が、早く終わってほしい。
