見えてきた現実。生涯のこる傷あと | 結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

結婚生活のリアル。子育て世代取扱説明書

1女2男の3人育児に奮闘中!
我が家はステップファミリー。見栄なんかいらない。
育児、ママ友、親戚付き合い、夫婦のこと等、子育て世代が避けては通れぬ問題にリアリティー溢れる痛快な切り口で言及。
試行錯誤しながら、前向きに生きていきたい!

突然の転校を告げられたわけだが
歯医者だけはいつも通り診療している。

江原ゆきと、その娘だけ。

いくらフットワークの軽い私でも
自宅療養を言い渡されていて
身動きもとれない。

どこに引っ越したのかすら
江原の「取り巻き」にも伝えずに消えたらしい。

歯科衛生士の白川は
相変わらずひょうひょうと勤務していて
歯医者の評判は、相変わらずよろしくない。
こういう人って必ずいる。
なにをしても職場に生き残る術を熟知していて、
誰を見方に付ければいいか
天性なのか才能なのか持ち合わせている。


江原ゆきの夫は、白川を選んだのか。
そもそも彼女関係なく、
破綻していたのかは
知るよしもなく。




 

あれだけのことをやっておいて

突然、消えて終わり。


警察に今からでも(当時)届ければ

捜査はしてくれたのかもしれないが


娘の前から消えて

危害を加えられなくて済むようになり


私も体調が悪すぎて

これ以上、追ったところで。

というのが心境。


これが、小説であったら

何がなんでも捕まえて

大どんでん返しがあるだろうけど、


完全に巻き込まれ損。



パワハラにあって辞めていった保護者も

訴えることもなく。


金田は退職したのかすら明かさず

消えた。

調査の要請にものらりくらり。

傷ついた子どもがいても

働く以上、預けなければやっていけない。


数年の時を経て

江原が当時、PTA会長だったときの

配布書類はいまだ保管されていて


会則変更は、総会で承認を得てからという

当たり前のことすらしておらず

勝手に変更を決めたものが何枚もでてきたが

いまだ、引き継がれているわけでもない。


なにもかも、ルールも常識も逸脱したやつが

残した傷は多くの人に残っていて。


等の本人はなんの責任もとらずに

逃げた。

(その後を次に綴ります)