娘の中学の同級生。
身体は男だが、女になりたい。と中1の時から言っていた。
娘は娘なりに本気で相談に乗ってきていた。
Aくん。と呼ばれることの嫌悪や、好きになる対象が男子。
制服がブレザーなこと、更衣室が男子と同じのがツラいと言っていて、女の子の制服を着て女子更衣室で着がえたい、女子トイレを使いたいと言う。
ママ、どうしたらいいかなぁと娘が真剣に悩んでいた。デリケートな問題であるしとりあえず傾聴するに留めたら。しかない。
親としては身体が生物学上男なので
思春期の女子と同じ更衣室なんてとんでもない。せめて1人、空き部屋で着がえてくれ。トイレも男子の個室でと断固拒否。
学校側もそのようにすると対策を講じた。
実際どんな子なのかと行事の時に見ていたのだが、完全なる男性。
クネクネした手の動きと持ち物が多少、女の子っぽいと言えばそうなのかなぁ程度の印象。
その後、突然先輩の女の子と付き合う宣言。
完全に男モードで彼女といちゃついている。
クネクネ感、ゼロ。
(この時期、娘は校内でトラブルにあい私も頻繁に学校に出入りしていた)
恋愛対象は男子設定はどこにいったのか。
彼女の親が慌てふためき学校の送迎を親がし、校内で接点を持たないように教員が監視。
娘曰く、彼女の親が来る直前まで抱き合ったりとそれはそれは男感しかないという。
正直、なんなのこの子は。
都合良く性別を利用するサマに困惑。
本音はなんなんだろうかと警戒してみていた。
そして三年に進級し、彼女の親が強固すぎて破局。
クラスメイトの男の子が好きになってしまった。性転換の手術をしたい。と言う。
好きになってしまった男の子に公開告白とやらをすると宣言。
告白された相手の子、みんなの前でOKを出し付き合うことに。
まさかの展開にクラス騒然となったのだが
男同士で常にイチャイチャしている様を学校は断固許さず職員が監視役としてまた加配された。
その後、やはり女の子が好きだと戻る。
修学旅行の泊まる部屋割りは女子の部屋にしてくれないと自分は心が女だから無理だという。風呂も同様に主張。
どちらの性別も好きになってしまうタイプもいるわけでそういう子なのか。と思う反面、都合良く使い分ける違和感しかない。
娘には仮にそういうタイプだとしても確証が得られない以上、近づくな。と伝えると、
みんなあいつはただの女好きで、下心丸出しなのはわかってる。だまされてたと言う。
卒業式、ついに本性を出した。
一人一人、親への感謝の言葉や3年間の思い出など言う場面があった。
事前リハーサルは何度もしてあり、添削まで入ると娘から聞いていた。
その生徒の番になり
「僕は更衣室や風呂で女の着替えを見たかっただけ。恋愛対象は女。
男と付き合ってみたのはカモフラージュ。
でも男同士も結構いい感じ
お父さん、お母さん、これからもこんな僕をよろしくお願いしまーす」と、言い放った。
空気が凍り付く中、親はなにも言葉を発しない。
性同一性障害の特例法についての最高裁の判決が物議を醸しているが
実際に3年間、この変態男を見てきて
全てが全て否定はできないが、危機感はある。
その後、娘は外部受験して別の高校に行き、接点はなくなったが
元のクラスメイトのグループLINEで
「やっぱり18になったら性転換しまーす」と送られてきた画面を見せられた。
あの時、一発ぶん殴っておけばよかったとすら思う。
こいつがこのまま野放しにされたら危険しかない。