の続きで
を経て。
借地権が設定されている家屋でも
相続は出来るのだが、
築10数年経過した上物には資産価値はほぼなく…。
売却や処分も地主の許可が下りない以上、不可能。
借地権を地主に買い取ってもらうか、更地返しとなると、前者なら二束三文にもならず。
後者であれば家屋の取り壊し費用が発生する。
かといって、義母と借地権のある家屋を共同所有するメリットなど全くないどころか負の遺産 の連鎖が続く…。
義母が亡くなれば、義姉にも負の遺産が行くことになり。
職場の連帯保証人も相続してしまうわけで。
地主に買い取って賃貸にしないかと交渉したようだがNO。
…この旦那、献身的に看病してくれた妻に、借地権であることも連帯保証人であることも隠し続けてなんちゅうことしてくれてんねん。
癌に理解があると気持ちにつけ込んで入社させた社長もぶっ飛ばしても足りないくらいの感情がわき…。
この社長がドロンしたら一発アウトの綱渡り人生なんて悲惨すぎる。
で、義母さん。
「負債があるのを知ってて言わなかっただろう!」と
逆上してきたのだが、
そんなことあるか、アホ!
黙って負債を作る男を育てたのはお前じゃ💢
友人宅と義母宅はかなり移動距離が有り、
電話で済むような案件でも、
自宅に来て欲しいと散々、死亡後の手続きに追われる友人を呼び出し、
義母の旦那の墓に息子は入れる!と勝手に決めて、戒名付けでは主導権を握り、
遺品を引きわたせ(そもそも遺品整理すら追いつかない状態で)など
今じゃなくても出来ることの要求の嵐と、
夫を亡くした喪失感で思考停止している友人は精神的に崩壊し…。
なんとか隙間時間を縫って
支えながら処理を進めてやってきたのにこの言われよう…。
こういう人って、自分の息子の非には絶対、触れない。
預貯金などほぼない旦那の貯金を相続分けしたところで葬儀費にも満たず。
更地返しの費用も1/3は義母の支払いになるんだから
さっさと次の更新のタイミングで地主に返してしまえー!と友人に言ったところ、
今度は義母は自宅はいらないと言い出してる。と。
限定承認じゃないんだからいらないとかじゃないし。。。
結果的に、自宅は妻がそのまま引き継ぎ、次の更新時期を以て返却。
連帯保証人は請求があった際、死亡保険金で賄うというところに落ちつき。(そもそも保険金は相続対象じゃないのに)
旦那の預貯金は葬儀費用として申告。
こんな瑣末な経緯があっても
毎日、自分の息子の仏壇に手を合わせてもらえるだけありがたい…
という考えは義母にはなく。
自分の伴侶を支えとして生きてきた友人が自暴自棄にならないかが
一番の心配である。