高校生の長女が生まれた時、
子どもがうまれる=学資保険
的なイメージが私的にあり。
周りの知り合いも、学資保険に入っている人が多く、色々な保険会社から資料を取り寄せて検討したのだが。
満期日の途中で解約すると悲惨な金額の元本割れを起こすので有名な学資保険。
無事、満期日を迎えてもたいした配当金も受け取れないのだが。
①積み立ての途中で、契約者(保護者)が亡くなったら、その後の保険料支払いは免除される。
例えば300万円で契約した学資保険を、
50万円積み立てたタイミングで亡くなった場合、残りの250万円は支払わずに満額が受け取れる。
②自動引き落としで強制的に貯蓄出来る。
このあたりがメリットだと思うのだが。
今から約13年前。娘が3歳になる前に18才満期の学資保険を契約。
学資保険一括払いの契約当時のメリットは
私が契約した保険会社では
満期250万円で契約した場合、239万円一括払いすれば良い。(この時点で約11万円お得)
それに付随して
満期契約日の時点で、保険料の配当金(契約日当初は108.9%の返戻金利率と謳ってあったので約272万円で戻る)が受け取れる。
というもの。
年末調整で保険控除が効くのもメリットとしては大きく。(月額約15000円の保険料×12か月分)
当時はジュニアNISAなどもなかったし、
通帳に入れておくよりは価値があるかしら。程度に考えて先取りで大学入学費確保をしてあるのだが…。
契約していた保険会社が
保険不正販売問題を起こすという
ありえんわ…的な事件勃発。。。
で、しばらく保険の販売停止やら
元、政府の管轄だった組織だから
安泰と選んだのにー!
と思いつつ、静観していたのだが。
逆にこの不祥事のお陰か、
15年分、一括払いした保険について
手厚いサービスがつくようになったのは有難いような気もするのだが、
現在も不祥事の処理やら信頼回復に向けて業務改善している途中のようで。
あと約2年後に満期を迎えるのだが、
当初の予定より配当金は減るんだろうなぁ…と考えている。
ちなみに不祥事の起きた年、すぐにデータの確認も兼ねて
「現時点で解約した場合と、満期まで待った場合の配当金は」とカスタマーセンターに聞いた際、
解約→配当金1200円
満期→契約金250万円+配当金38万円=288万円
とオペレーターに言われたのだが、
ここ数年、毎年「ご契約確認」なるものが届くようになり、
あと満期まで2年少しの現在の配当金を聞いたところ、8千円…。
13年間、某民営化された保険会社に250万預けてて8千円…。
ちなみに満期だと想定配当金は?と聞くと、現段階では利率が確定できないためお答えしかねます。
とのこと←さすが、体制が変わったのを実感。。。
下の子2人は13年前のような学資保険一括払いのメリットを感じないので加入せず。
毎月一定額、口座に積み立てているのだが、
お金に働いてもらう時代に突入し、
では国債かNISAか
なにで貯めようかと決定打にかけている状態。
追記
一括払いと表記したため内容に不備がありました。
以下、引用。
一時払いと全期前納払いの特徴
一時払いと全期前納払いは、保険契約の際に全保険期間分の保険料を用意する必要があるという点で共通しています。しかし、一時払いは保険料を「支払っている」のに対して、全期前納払いは保険料を「預けている」状態となっています。このしくみの違いにより、例えば全期前納払いでは、保険事故発生時や解約時に未経過分の保険料が返還されますが、一時払いでは返還されないといった特徴が出てくるのです。