長兄夫婦の息子が、大学に合格したとのことで、
ハングリー精神炸裂の義姉もさすがに学んだのか、
自分が私の実家に押しかけても一円も
もらえないことを学習。
でも、教育ローンを組んだ以上、
何が何でもお金が欲しい義姉…。
何度も言うが、
国家公務員の役職付きの7歳年下の夫(私の長兄)をゲットして、
住宅ローンは組みたくないと駄々をこねて私の実家に全額立て替えてもらっており。
子供は1人。
この時点で、大学に行くためにローンを組まなきゃならない火の車の家計…。
…そんなに足りないなら義姉も働きに出れば良いのにそれもせず。
教育ローンを組んでも義姉実家への送金はやめない。
焼け石に水でももらう権利は主張するのが
義姉の生き様。
久しぶりに、甥から電話が私に来て、
「僕、大学に合格したの」と。
「よかったね。しっかり卒業しなさいよ~」
と、電話を切ろうとしたら、
「あの…お母さんから入学祝いもらえって言われた」と。
「私ねぇ、あなたのお母さんが結婚したときや出産したとき、幼稚園入った時にもお祝い金、請求されて払ったけど、
お返しもなければ、私が結婚しても、出産しても一円ももらってないし。
入学祝いなんてあげないよ」と、ストレートに返す。
「さっき、おばあちゃんにも入学祝いくれって言ったら断られたし、〇〇おじさん(私の次兄)にも断られた。
誰も僕の入学を祝ってくれないの」と。
「高校も大学も義務教育じゃないでしょ?
あなたが行きたいから行く。それ以上でもそれ以下でもないの。
おばあちゃんも、〇〇おじさんも、私もあなたの入学を祝いたくないわけじゃないの。
留年せずに卒業して何になりないのかは知らないけどきちんと自立した社会人になれることを祈ってるわ。
でもお祝い金は請求されて出すものじゃないのはわかるよね。
あなたが不満に思う気持ちの原因を作ったのは、お父さんとお母さんが今までしてきた結果だと思うよ。
お母さんの方のご両親や妹さん、弟さんからお祝い金、もらえばいいんじゃない?」
と、突き放すと、
「ママばぁば(義姉の両親)はお金ないし、みんなくれないよ」と。
「普通はね、自分の子供を使ってお祝い金の要求をする親なんていないんだよ。
あなたもあと4年で社会人になるんだから、何が常識かを学んだ方がいいね。
お母さんに言われたからお祝い金の催促をすることが、自分でやってておかしいと感じないなら、残念だけど話すことは何も無い」
と、電話を切った。
直後、義姉から長い長い意味のわからないLINEが来たがスルー。
そして甥は1年次に既に単位が取れず留年という定番の愚行を披露し、
更に教育ローンが上乗せされることとなる…。
この話は現在進行形の内容。
義姉は今年、ついに還暦を迎えることとなる。
私とすさまじい年齢差のある義姉は、出会った当初と何一つ変わらず…。
複雑な心境である。