我が家は思い出のゴミ置き場 | 非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

非常識義母と絶縁した。子育て世代取扱説明書

過干渉・非常識・お姫様勘違い義母と、マザコン夫に追い詰めらた妻のブログ。絶縁したのは私だけ。
育児、ママ友、親戚付き合い等、子育て世代が避けては通れぬ問題にも言及。
伏線だらけの内容。回収するもしないもあなた次第。

怒濤のごとく押しかけ
去って行った後、

つわりと、ストレスで張るお腹を
さすりながら 
部屋を見渡していた。



クローゼットの中には
大量の夫の荷物があふれかえっている。


長男が生まれてすぐ
夫自身の五月人形が押しつけられた。

箱はカビだらけで
防虫剤の匂いがする
古い新聞紙に包まれた大きな兜だ。
クローゼットの上段四分の一を
占領するほど。

我が家に異様な雰囲気をもたらす。 


五月人形は、引き継いだりするものでは
無いと聞いたことがある。
風習とかに疎い私はあまりそういう
意味合いは気にならないが
とにかく汚らしくて嫌だった。


同じく絶対に今後使うことはないであろう
バットとグローブ。
グローブの皮にもカビが生えている。
野球少年だったと、親子で
よく盛り上がっていた。


カセットテープやビデオも大量にあった。
再生する機材などもちろん無い
幼少期の様子が収められているのだろう。



他にも義母から押しつけられた
古いものが占領し、
処分することを許さない
暗黙の了解がそこにはある。


ああ、一生この家に
これらのものは存在する。

夫が死んだときに
残された誰かが処分するんだろうな。


私かな
子供達かな


義母が死んでもたくさん
義母の家から出てくるんだろうな。

夫のことだから
処分できずに我が家に持ってくるんだろうな。



手入れもせず
ただ、「思い出がある」という
だけで放置しておかれる物たち。 

使いにくかったからと
使用後に押しつけられたステーキ皿。

よくわからない民芸品。

何かに付いてきたおまけや粗品


「広いんだからしまえるでしょ」が
口癖の義母。


思い出の品物とやら以外は
夫に気づかれないように
忘れたころに処分していたが

義母からのゴミを一時的にでも
保管することにも
苛立ったし
夫がまた騒ぎ出さないか気にしながら
処分するのも嫌だった。


子供たちが成長し荷物が増える中、

夫の今後も開けることもない
幼少期の荷物が占領するクローゼット。



電話口では散々、
「離婚しても実家に戻って来るな!
世間体を考えろ!」
と騒いだのに

うちに押しかければ
「息子だけ会えれば良い」

と言い出したり。

義母は夫に対する扱いが
思い出の品を我が家に
押しつけるのと同じだ。

関わりを絶つことはせず
口出しだけはして
世話は私に丸投げ。 
責任を取るこは絶対にしない。

後始末をしないのにかきまざす。


夫よ。
母親の現実を見て
今、何を考える。

いつも「〇〇君、〇〇君」と
猫なで声を出すあなたの母親は

最後は
自分の身が一番大事なのだ


世間体が一番で、
出戻った息子には興味が無い。

あなたは「結婚している」から
義母にとって価値がある。