義母にLINEした。
さすが親子だ。
返信はこうだった。
｢妊娠は病気じゃ無いし…
息子は長男だし、少しは立場を考えたら？
休憩しながら来ればいいでしょ？｣
第一声が、
祖父の七回忌に、孫の立場が長男云々、
なんなんだろう。
妊娠は病気じゃない？
でも、健康体で何でも出来る体では
ないのはわからないのか。
三人も自身が子どもを産んでいようが、
60才も過ぎれば忘れるのか、
はたまた嫁だからどうでもいいのか。
いや、両方だ。
眼中にあるのは、溺愛する息子のことだけ。
さらに追い打ちをかけるように
LINEは続く。
｢あんた、来なくても息子だけ来ればいい｣
確かに、夫婦揃って来なくても良いのかも知れないが、その言い方…。
何より、その当時、切迫気味だったこと。
長女が小学3年生であるのに当たり前のように
｢自分の息子｣だけしか頭にない
｢切迫気味なので、なるべく近くにいて欲しいんですが…。
何かあっても四時間近くも戻ってくるのにかかる場所は不安なんですが…｣
と返信すると
｢じゃあ、仕事もいけないわね！｣と、来る。
職場は片道一時間も掛からないし、
都内なので…。
ド田舎の雪道を車で走ってくるのと訳が違う…。
｢〇〇（夫）は、おじいちゃん子だったし。お世話になったし。
七回忌来るのは当たり前でしょう｣
｢じゃあ、次男、三男さんはなんで今回来ないのが許されるんですか？｣
｢…！！仕事だからしょうがないでしょ！｣
｢仕事は良くて、妊娠はだめなんですか？｣
｢土曜日だし〇〇は、仕事じゃないでしょ！｣
｢弟さんたちも土日休みの会社ですよね…｣
抵抗しない旦那だけを必ず義母はターゲットにした。
長男だからという呪文で支配する。
次男も三男もいつも義母とは距離を置いているのに。
不毛な争いだと思った。
夫の弟２人は、自らの意思で七回忌を
行かないと決断して、義母を突っぱねた。
次男に関しては
｢通夜や告別式ならわかるが、七回忌なんて、親戚が集まりたいだけで故人が生き返るわけでもないのに俺は行かない｣と言い切り、
体裁上、｢仕事｣と断っていた。
次男の嫁がメンタルが弱いというのも理由の１つらしい。
我が夫と歴然の差。
妊娠中のただでさえ不安定な精神状態に
たたみかけてくる義母と、
馬鹿みたいに義母の意見に従う夫に
苛立ちの毎日だった。