ペルセウス座流星群2024撮影記 ~前編~ | 中島陽太の道楽日誌 4th Stage

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こんばんわ、道楽者です。

 

昨日の夜から今朝未明にかけて『ペルセウス座流星群』がフィーバーする時期でしたね。あちきは『ペルセウス座流星群』をまともに撮れたコトが無いのですが、今年は条件が良く、

 

今度こそ!!!!!

 

ってな思いで11日の夜、赤城に向かいました。え?「フィーバータイムは12日の夜じゃないの?」ですって?。はい、そうなんですが、前日の夜ってこれから流れ星が増えていく時期なので、撮れるコトも結構あるんですよ♪。

 

さて、今回の装備ですが…

 

~主砲~

カメラ:ペンタックスKP

レンズ:シグマさん謹製10~20mmF3.5

その他:三脚、レリーズ、ポータブル赤道儀

 

~副砲~

カメラ:ペンタックスK-1

レンズ:10~17mmフィッシュアイ

その他:三脚、レリーズ

 

え?「主砲がK-1じゃないのか?」ですって?。手持ちのレンズと異常な高感度耐性でなんだかんだ言ってお星さまを撮る時のKPって楽なんですよねぇ…

 

さて、今回ロケ地に選んだのはいつものローラーすべり台の駐車場。本来ならば赤城神社の方まで行く方がいいのですが、仕事明けで身体もキツかったのもあってここで妥協しました。

(ポタ赤使ってるので結構ハッキリ写ってます)

 

オイオイ、すげぇ夜だな…。肉眼で天の川が見えるよ、今日…

 

頭のてっぺんのちょっと後ろにいる大三角からカシオペアまでうっすらと雲のようなものが連なっています。あちきが到着したのはお月さまが沈んだ一時間後でした。もちろん状況は新月状態。夏場の割には空気は澄んでいたようです。おかげで赤道儀のセッティングをした後、KPを向ける方向に迷いはありませんでした。

 

(こっちは副砲)

 

たったの13秒露光でもうっすらと天の川が写ります。こりゃあ…

 

『天の川 with ペルセウス座流星群』なんてのも狙えそうだなぁ、オイ!!

 

とワクワクしながら撮っていました。ところが…

(「流れ星を探せ!」レベル10)

 

結構数は多かったんですよ。でも、このように細かい流れ星ばかりで、デカいのが全然流れなかったような印象があります。余談ですが、このカット、一応3つの流れ星が写っているんですが、分かりますか?

 

(「流れ星を探せ!」レベル100)

 

こっちは画角に入ってくれたのが1個だけ。こちらも細かい流れ星だったのもあり、「ウォーリーを探せ!」ならぬ、『流れ星を探せ!』になってしまいました(笑)。ぱっと見だと、中央右側端っこにそれらしきモノが写っていますが、それはアンドロメダ大星雲です。

 

天の川をかすめるデカいのが流れないかな~と粘ったのですが…

(最悪…)

 

こうなっちゃっちゃどうしようもありません。無念の撤退となりました。一発でいいから、天の川をかすめるデカい流れ星が欲しかったなと思いつつ、赤城の山を下るのでありました。