こんにちは!
どうにかと申します。
この度私事ではありますがホースマンを育成する研修施設に入校しました!
こちらの施設では定められた期間研修を行い、
その後競走馬を育成する牧場に就職することになります。
2024年の10月からこちらでお世話になっております。
今回の記事では私がここに入るまでの経緯を書こうと思います。
私の競馬遍歴
まず私がどのように競馬に興味を持ったのかをお話させてください。
私が競馬というものを認知したのはキタサンブラックが勝った有馬記念を見た時です。
振り返ると高校生の時でした。そのときは競馬の実況も相まってなんかスゲーって感じでした。
私は2021年3月に人生のターニングポイントとなるゲームに出会います。
ウマ娘プリティーダービー
です。
ウマ娘トレーナーさんならご存じ人権サポートカードのキタサンブラックが実装された時期です。
当時私は社会人1年目で会社のオリエンテーションの昼休みに同僚の前で爆音で
「ウマ娘!プリティーダービー!!!」
と鳴らしたのは懐かしい思い出です。
私はこのゲームに人並みにハマっていました。
その年の10月に行われた天皇賞秋から競馬を始めました。
ここが競馬と私を結びつける第2のターニングポイントです。
当時競馬のことあまりわかっていなかった私は
1番人気、2番人気、3番人気の三連複を一点1000円だけ買いました。
馬名で書くとコントレイル、グランアレグリア、エフフォーリアですね。
結果は。。。
的中🎯しました!
一番人気の3連複でオッズは3.5倍と低かったですが大興奮のレースでした。
最後の直線で3頭が自分たちが主役であるかのように競い合う様はとても熱かったです!
勝利した横山武史騎手のガッツポーズにウォーースゲーってなりました。同年代のジョッキーが大観衆の前でG1という大レースを制する。すごいですよね(語彙力)。
当たったらハマっちゃいますよね。ここから私は馬券を買う生活が始まります。
とは言えこの年はまだG1くらいしか買っていません。
エリザベス女王杯はそっちが勝つのか!?アカイイト!
マイルチャンピオンシップでは最強牝馬グランアレグリア!
ジャパンカップではやっぱり強い三冠馬コントレイル!
朝日杯フューチュリティステークスでは武豊ってすごいなぁ。どんだけG1勝つんだよと。
有馬記念では3歳のエフフォーリアがグランプリを獲得しました。
2022年も素晴らしかったですね。
世界最強馬イクイノックスの登場、のちの三冠牝馬リバティアイランドの登場、タイトルホルダーと横山和生。
ゲームぐらいしかなかった趣味に新たに競馬が加わりました。
2023年にはパンサラッサが世界最高の賞金をサウジカップで獲得し一口馬主というのにも興味を持ちすぐに始めました。
有馬記念で馬主と騎手が抱き合う姿を見て胸を熱くし、ホープフルステークスを牝馬が勝ったということに驚き、ヴィクトリアマイルで津村騎手がG1初制覇ということに涙を流し、安田記念で初G1観戦を果たすもロマンチックウォーリアーに馬券を消し飛ばされたり。
そんなこんなで現在に至ります。
なぜホースマンを志すのか?
なぜ私がホースマンを志したのか
一言で言えばそう
熱くなりたい
のです。
私は社会人でした。念願叶って第一志望の企業に入社して働いていました。
そこで多くの挫折を経験しました。最終的に難しくない業務のところに常駐となり日々を過ごしていました。
あまり詳しくは言えないのですがアプリのテスターをしていました。この業務は大切なものですし悪く言うつもりはありません。
私はこの先何年もこの業務を続けていくのだろうか?よく思ってました。私は何かに熱中したことがありません。漫画やアニメ、ゲームが好きなのですがだれかと深く語りあえるレベルまで行っていません。
仕事もモチベーションがなくなんとなく続けていました。
転職先を調べたりしたものの特にスキルはなく諦めていました。
私は最近JRAのYouTubeで上がるようになったジョッキーカメラを見ていました。そこには大迫力のレース映像、勝利の景色、厩務員と勝利を喜び合う姿がありました。
厩務員、競走馬ともっとも身近に過ごし日々調教を行う人。厩務員さんは本当に心から喜んでいるように感じました。
この仕事熱いなと思いました。私の人生に熱さと刺激を与えてくれると思いました。
休みは週一日と少ないし土日祝日も休めないけれど給料は今の会社よりも良いしなによりモチベーションを持てそうだと思いました。
私はそうと決めたら行動は早いです。
さっそくBOKUJOBの企業ブースが安田記念の日にあるのを見つけました。
そこで話を聞きました。
印象はノーザン社台はあまり積極的に人手を欲していない、他の牧場は乗り役を育てる環境はないが人手は欲しい。
最初はノーザン社台系を狙っていましたが乗馬も馬術の経験もない私では厳しそうだ、でも他牧場に行っても厩務員までの道のりは遠そうと感じました。
私は就職のまえにスキルを身に着けるほうに寄り道することにしました。急がば回れというやつです。
乗り役のスキルを身に着けられる場所は複数あります。
しかしどの学校も1年間と期間が長かったです。そこで私が見た中で唯一半年で卒業ができる湖南馬事センターに入ることにしました。
時間は有限なのでなるべく早く業界に入りたかったのです。BOKUJOBのブースで話を聞いてセンター長が熱く話されていたのが印象的でした。
私熱いの弱いんですよね。自分にない部分だからでしょうか。
長々と語ってしまいましたがここまでが事の経緯となります。これから半年間がんばって立派なホースマンになってきます。