前回の記事 1】始まりの日 
 
 
ほんとは、ペルー料理とは? コロンビア料理とは? っていうのも書きたいんだけど、今それをやりだすともう止まらなくなりそうなので(笑)
世界各国の料理の話は、後で必ずまとめます!!
 
 


 
 

リンガ・フランカ、という言葉がある。
 
リングア・フランカ/リンガ・フランカLingua franca)は、「フランク語」「フランク王国の言葉」を意味するイタリア語であるが、それから転じて、共通の母国を持たない人同士の意思疎通に使われている言語のことを指すようになった。現在では、「共通語」や「通商語」の意味で使われることが多い。(Wikipediaより)
 
 
コロンビア出身の彼女たちの言語はスペイン語。
はじめは独特の訛りに四苦八苦したが(お互い様?)、最近ではだいぶ慣れてきて、意思疎通が少しずつ図れるようになってきた。
 
おもしろいのは、ネイティブの先生には全然伝わらないのに、生徒同士では分かりあえること。
言いたいことが全然先生に伝わらない時、わたしたちはお互いに、「彼女はこう言ってるんですよ!」と先生に対して一生懸命通訳をする。(結局伝わらないことの方が多いけど…)
 
 
初めてのランチ以来、毎週クラスの後ランチに行くのがお決まりになった。それは今でも変わらず続いている。
まだまだスムーズな会話にはほど遠いわたしの英語力だが、彼女たちは根気よく何回も言い直してくれる。
そんな優しさに助けられながら、少しずつ少しずつ距離が縮まってきた気がする。
 
それでも数回目のランチの頃は、「毎回わたしが参加していいのかなぁ」と、相変わらず空気を読んでしまう日本人っぷり。
まぁそれも仕方ない。だって、3人の中にわたしが入ることで、会話は全て英語になる。彼女たちだってお互いに好きなことをしゃべりたいのに、わたし1人のために外国語を使うわけだから…
 
と、ぐたぐた考えてしまうのが日本人なんだってば!とひとり突っ込みをしつつ、こうなったら直接きいてみるしかない!と決意を固めた頃、彼女たちは自然とわたしがいるところでもスペイン語で会話するようになっていった。
そもそも気を遣ってくれる気はさらさらないようで、今では、白熱すると下手したらランチの間中ずっとスペイン語、なんて日もあるくらい。ふと気が付いて、「あ、今の話はね」とかいつまんで説明してくれる。
わたしと関係ありそうな雰囲気の時は、私の方から「何の話~?」ときいてみればいいだけのこと。
なんと気が楽になったことか…
 
彼女たちを知るためにコロンビアや南米のことをもっと知りたい!
食材に料理に歴史に音楽に、と、彼女たちから聞き出したキーワードを手掛かりに、ネットに向かうことが増えた。
特に食べ物の話は、分かりやすいし、話題も盛り上がりやすい。
教えてもらったことをメモして、調べて、その結果を報告する、そんなことを繰り返しているうちに、わたしはすっかり南米が好きになってしまった。
そうは言っても、わたしの付け焼刃的な知識なんてたかが知れているのだろうが、彼女たちはそんなわたしをいつも温かく迎えてくれる。
つい先日は、「日本に帰った時に、アメリカどうだった?ってきかれても、学んだのはコロンビアのことばっかり!ってなっちゃうね」と笑われた。
 
 
それにしても。
互いに全然違う国からやってきたコロンビア人と日本人が、「英語」という共通言語のおかげで片言ながらも意思疎通を図り交友を深めることができるなんて、言葉ってすごい!としみじみ思う。
同時に、彼女たちと分かりあえているのは「分かりあいたい!」という気持ちによる部分も少なくない。言葉が多少通じなくっても、勢いと気持ちがあればなんとかなっちゃうんだなーということも感じている。
でも、だからこそ、彼女たちともっともっと楽しく会話するために、もっともっと上達したいなーと、今日も英語の勉強のために机に向かう。