「雑草などない」
「無能なのは農夫」
いきなり、このことばから映画は始まる。
これはヴィクトル・ユーゴーのことばである。
『バッド・シード』1年ぶりに観たいと思った。
4回続けて観て5回目は吹き替えで観た。
わかりにくかった部分が理解できた。
紛争・人種・宗教・迫害・弾圧・困窮・移民・難民
それらの問題は、日本にいて実際の状況は知り得ない
まるっきり理解できていないとの想いをいだきつつ観る。
監督・脚本・主演のケイロンは、筆舌に尽くしがたく。
この映画のテーマは重く深い。
にもかかわらず、ユーモアたっぷりのコメディタッチに仕上げているので何度でも観ることができる。
カトリーヌ・ドヌーブは、映画を愛しているのでしょう。
映画製作に俳優として関わる姿勢と、その存在に魅力を感じます。