『立ち止まり目を凝らし耳を澄ませ』 | あとりえ憧憬

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北のまちから発信します。
出逢いは偶然。偶然は必然。
「いきます! 花田聖子です」

カロスラジオロータリー「イキマス!花田聖子です」2011.2.9
本日の選曲  哭きのギター
 
Ⅰ Driftin                エリック・クラプトン
Ⅱ Sinner's Prayer          エリック・クラプトン 
Ⅲ Come Rain Or Come Shine  B.B.King エリック・クラプトン

 
Ⅳ Stop Look And Listen     ジェフ・ベック
Ⅴ Get Workin             ジェフ・ベック
Ⅵ What Mama Said          ジェフ・ベック


Ⅶ Still Got the Blues       ゲイリー・ムーア
Ⅷ Jhonny Boy           ゲイリー・ムーア
  

ラスト Voodoo Child    ジミ・ヘンドリックス
 

本日番組で紹介させていただいた言葉。
先日TV番組にて、旭山動物園現園長 坂東元氏が質問にこたえた言葉。
「動物園とは、必要悪です!」とひとこと。
私の胸にストンと腑に落ちた言葉でした。

最近話題の方々が、「長い歴史の中での必要悪でした」と言うべきでは?

戸川幸夫 動物文学作家
ワシやタカの類は、一度つがいになればどっちかが死ぬまで夫婦です。
浮気鳥もいます。オシドリ、クジャク、ゴクラクチョウとか、オスがキレイな鳥はほとんどそう。でも、それは人間が言うから浮気なんでね。動物たちは必要だからそうしてるだけ。社会から糾弾されるどころか、誉めたたえられる行動なんです。

動物の場合、発情期のメスは、性の喜びは知らないんですよ。知っているのは人間の女性だけです。
これも必要悪か??(笑)

稲見一良(イナミイツラ)作家
大自然の中で、まず必要なものが、ナイフです。1本のナイフを、宝物のように大事にした経験のない男の子っていないでっしょう。少年はナイフを友として手に握り締め、尻のポケットに入れて、体温を共有する。ナイフは凶器ではなく、心の拠り所なんです。

親というものは、無心で子供を慈しみ、しかし同時に子供が進もうとする人生に干渉せず、育てたお返しも求めずにいるものではないでしょうか。それができる親は、当然怒れば怖い、気骨ある親です。また、こんな親の子は当然猛烈に反抗して、親を嫌悪する。しかし男の子にとって、父親は最初に出会う敵でもある。反発して当然だし、反発もできない子では、成長もしない。 

以上 サライ編集部「千年語録」から