小板橋みすずさん出演の舞台「時空捜査局ランティア」を観劇してきました。
場所は新宿シアターモリエール。
さて、この舞台かなり話題になってましたね。公演の初日間近になんと15人ものキャストが降板する事態になってしまって。
この話聞いた時には公演中止かな?と思いましたが何とか上演になって良かったです。
物語はと言いますと、本来一つの世界であるはずの時の流れを歪めて新たな世界を造りだそうとする勢力と、それを監視し阻む勢力(ランティア)と、そこに絡むもの一つの勢力って、三つ巴の戦いを描いていました。
当然ポイントとなるべき瞬間(時)がある訳で、舞台ではその場面がリピートされる演出がされてました。
最後にもう一度だけ描かれて、はい、変わりましたよ的なのが多いなかで面白い演出でした。
小板橋さんはランティアをサポートするアンドロイド役。機械的ではなくてより人間に近いアンドロイド。銀髪ってところがポイントだったのかな。
観た感想としては、15人も降板したなんて感じませんでした。
残ったキャストの意地と熱意みたいなのを感じましたね。(終演後のあの二人を演じていたキャストの紹介とか)
それと、ダブルキャストのところもあって、実質登場する人数としては半数くらい減った感じではなかったのかな。それでも7~8人減ったら大変でしょうけど。
舞台上の広さも逆にあの人数で良かったんじゃないかな。殺陣がダイナミックになってたし、あと一人いても窮屈になっていたと思います。
災い転じて福だったんじゃないかと思えます。
舞台の音楽を担当された太田彩華さん。と小板橋みすずさんのブロマイドを最後に。