先月末の話ですが、会社では訳あって午前中だけ受付の仕事をしているので移動していると、守衛所の通路の地面に黒アゲハ蝶が落ちていて弱々しく羽を動かしていました。
このままじゃ、地面が熱くなってしまうし、誰かに踏まれてしまうと思ったので、落ちていた桜の枝を使ってこれに捕まらせて移動させようと思っても力が出ないようで掴めない、気持ち羽根をバタバタさせて逃げようとしているのが分かったので、小さなスコップ?が職場にあったのでそれを使ってお花がある所に移動させました。
羽根を掴んでしまうと、ダメージあるだろうなと思ったので掴みませんでした。
(虫、苦手だし!でもカブトムシとかは平気だったりする)
花の上にそっと降ろすと、お腹空いていたのかな?
お花にかぶりつく感じだったので、元気になってくれると良いなという気持ちで、仕事に戻りました。
10分ほど経って様子を見に行くと風に吹かれて地面に落ちていたので、再びスコップを持っていくと、今度は蝶の方から乗ってきました。
気をつけてね!と声をかけてその場を離れたのですが、1時間後に見に行くとこんな状態になっていました。
蝶も飛ばされまいと頑張ったのでしょう。
深く花の間に入り込んでいました。
でも、よく見ると嫌な違和感があったので、花びらを少し上げてみると、1cmくらいの大きな蟻が数匹食いついていました。最初、枝を使って払ってあげましたが、これも自然の掟かな?と思って、可哀想だったけど手を出すのを止めました。
もう助けても手遅れだった感じでしたしね。
あのまま(最初に見た状態)にしておいた方が良かったかな?
でも、あのままじゃ歩いている人に踏まれてしまうのは時間の問題でした。
蟻も生きる為にやっているんだから、しょうがないと思いましたが、食うか食われるかの世界は厳しいなと、考えさせられる出来事でした。