「え?どの辺?」と、管理職の人とヘルメットを被って蜂用の殺虫剤を手に持って見に行った。
いたいた!
直径15cmくらいのパイプが下向きに開いた状態のところに、びっしりと2cmくらいの蜂が張り付いていた。
(現場は撮影厳禁なのでごめんなさい)
では、代表して!
と、足元もパイプだらけなので、1番巣から近くて逃げやすい場所から勢いよくプシュー!っと殺虫剤を私がかけた途端・・・
真横から突然強い風が吹いて、巣の手前から殺虫剤が曲がってしまい、届かなかった。
その場にいた人全員見えないけど頭に「!」が出たと思う。そして、蜂は音に反応したのか?匂いに反応したのか分からないけど、数匹がぶわ〜〜〜と飛んだので、一度事務所へ撤収!
その時に、エネゴリくんが事務所に戻って来たので経緯を話す。管理職の人に蜂用の殺虫剤は恐らくあと1回分しか出ないだろうと伝えて、キンチョールと一緒に渡し、私は、ゴキジェットとキンチョールを持って、エネゴリくんは掃除機で吸ったろ!って言って再び戦いの場へ
(ゴキジェットは効果ないかもしれないけど、無いよりはマシだろうと持って行きました)
その時、私がちょっと出遅れて現場に行ったところ、うわ〜!と、逃げ回る管理職とエネゴリくん。
そして、エネゴリくんの「これ、使えね〜」と言って持っていた掃除機見ると
「それ、バッテリー付いてないやんけ!」
と、ツッコんで下さいと言わんばかりに見せるから、期待通りにツッコむとそこでバッテリーが付いていないのに気が付いたらしい。
思いっきり笑い飛ばしてあげましたよ!
そして、とりあえず、蜂が落ち着くのを待って、まず管理職が殺虫剤をかけて逃げる。
そして、バッテリーをつけた掃除機を持って再び登場のエネゴリが地面に落ちた蜂を掃除機で吸おうとスイッチを入れたら・・・ん?
掃除機動いたけど吸い込まない(笑)
もう、笑うしかなかった。
「えーっ!」と騒ぐエネゴリくんの後ろから、「弱じゃなくて強にせい!」とツッコむ私。
なるほど!
と、スイッチを強にしたけど・・・
今度は強にしたよな?したよね?したんでしょ?と、ブ〜ンと掃除機の音だけが虚しく響くばかりで、一向に蜂を吸わない掃除機!
「んもぉ〜その掃除機6月に買ったばかりで高かったのに使えないんだから!」と一言言うと、地面に落ちている蜂にゴキジェットをかける私・・・
さすがゴキジェット!地面から蜂が勢いよく吹き飛んでますよ!って、これもあか〜ん!
ゴキジェットが蜂に効いているかは知らないが、管理職に渡してあったキンチョールが効果あったようで数匹落ちてるけど、蜂はまだまだブンブンしているので気を抜けない。
ゴキジェットで蜂を吹き飛ばしている私を見て、エネゴリくん冷静に「踏み潰せば良くね?」って言うけどさ、私は虫をプチッと踏み潰すのが嫌い!音するのも嫌だし、潰れて中身が出てるのを見るのも嫌!
やれやれって顔しながら踏み潰すエネゴリくん。掃除機より使えるやんけ!と言いかけたけど、言葉を飲み込む私。
気がつけば、ブンブン飛んでいた蜂は飛び去っていました。
はい、除去作業終了!
先に報告してきた奴ら(二人)は、星飛雄馬の姉のように遠くから見守っていやがった。
使えない掃除機の話をしたら笑ってたけどね。
蜂は、一見スズメバチに見えたけど、かなり小さいと言っても2cmちょいはあったと思う。こんな感じで黄色いところが綺麗なレモン色でした。多分、ヨウロウヒラクチハバチで合っていると思います。
違うって思ったから戦えたけど、スズメバチだったら誰も戦おうとは思わなかったと思う。
デカイし、怖いもん。
しかし、みんな真面目にやっているんだけど、笑っちゃって笑っちゃって、これってコントだよね?って感じで終わりました。
まぁ、みんな仲が良いんだろうな。
怖かったけど、めっちゃ楽しかったです!
最後に私が「周りにいるクモとか気の毒だよね。関係ないのに殺虫剤浴びる羽目になっちゃって」と言うと管理職の人が「そうだよな〜、俺関係ねーのに!って思っているよな。あ〜あ、コガネムシまで落ちてきちゃったよ。可哀想に」と言いながら事務所に帰りました。
その後は、これからも蜂は出てくるだろうからと言う事で、
これを3本セットのを発注しました。
恐らく、23日には届くことでしょう。
前に、銃のように持ってスズメバチ倒す殺虫剤を買ったけど、10mまでは届くんだったかな?
みんな面白がって試しにやるものだから、いざ本番!って時に、プスッと音がして終わったという事がありました。

