今日は南町田のまちライブラリーで

開催された読書会に行ってまいりました!!

 

 

読書会のテーマは「ケア」(介護かな?)

 

参加者は8名!

 

それぞれ「ケア」をテーマとする本を持ってきて

それを紹介しながら意見交換するという

とても有意義な読書会でした!!

 

わたしが持って行った本はこちらの二冊

下矢印下矢印下矢印

 

右側は

有吉佐和子作「恍惚の人」

 

「ケア」と聞いて

真っ先に思い浮かんだのが

この本でした

 

有吉佐和子にハマっていたのは

かなり前のことなので

正直「恍惚の人」の細かい内容は

忘れてしまいましたけど・・・

 

でも、この本が書かれたのが

昭和47年のこと

 

有吉佐和子は既にそのころから

将来の日本で

老人問題、介護問題が

社会問題化することを想定して

この小説を書いていました

 

その慧眼には恐れ入るし

有吉佐和子は本当に天才的だ!と

改めて思います

 

 

 

 

写真左側の本は

江國香織作「ぬるい眠り」

 

 

 

 

これは短編集ですけど

この中に「ラブミーテンダー」という作品があります

 

言うまでもなく

エルビスプレスリーの名曲です

 

エルビスプレスリーに

ハマりすぎてしまって

夢と現実の境目がなくなってしまった

高齢のお母さんは

果たして認知症なのか?どうなのか?

 

そんなテーマを

江國香織らしく

サラッと爽やかに

そしてユーモアたっぷりに描いています

 

笑って泣けるラストも秀逸!

 

ある意味、こんなふうに呆けられたら

人生楽しいのではないかしら?

 

介護に疲れたときにぜひオススメしたい作品です

 

10ページ程度の掌編小説なので

朗読を習っているわたしとしては

いつか朗読で取り組みたい作品でもあります

 

介護に疲れた方が

わたしの朗読で心癒されるなら

ホント最高なんですけどね!

 

 

「介護」がテーマの読書会は

また2カ月後に開催される予定です!

 

主催者の方は

かなり読書家な男性の方

 

お話もとても上手で面白いですよ!

 

本についてあれこれ語るのは

どんなテーマでも本当に楽しい時間です

 

次も参加するつもりです!

 

 

 

ずっと以前に書いてました!

有吉佐和子作品の読書レポです

下矢印下矢印下矢印

 

 

 

 

 

 

江國香織作品のレポはこちら