藤沢周平を2冊
まずはこちら
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闇の穴 (新潮文庫)
562円
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最後の2編
荒れ野
夜が軋む
これは今まで読んだのと雰囲気が違っていました。
ちょっと幻想的というか、、
その土地に古くから伝わるこわ~い話
みたいな雰囲気です。
表題作の 闇の穴 もおもしろい!
見えない敵に翻弄される登場人物たちの様子を
ハラハラドキドキしながら読みました。
お次はこちら
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新装版 人間の檻 獄医立花登手控え(四) (講談社文庫)
659円
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とうとう完結しました
登とおちえの未来も目途がたったし
おちえの友達のおあきも人並の幸せをつかんでいたし
登の友達の新谷弥助のお嫁さんはまだ見つからなかったけど
最後は得意の剣術をつかって悪いやつらをやっつけていたし
まあ、めでたしめでたし、、、、という感じでしょうか?
解説は私の大好きな出久根達郎さん
曰く
藤沢さんの小説は、本来、朗読に向いている。いや、すぐれた時代小説は、もともと、目で読むのでなく、声に出して読むように書かれているのである。講釈の伝統だからだ。時代小説は、リズミカルな名文でなければ、面白くないのである。
とのこと。
先生をはじめ、朗読の諸先輩方の多くが、
藤沢作品を読まれているのはこういうことだったのか
講釈の伝統
リズミカルな名文
なるほど、、ですね。
私も、いつか、きっと!読みたいですo(^-^)o
最後におまけ
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桜の下で待っている
1,512円
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彩瀬まるさん、2冊目でした
新幹線で北へ向かう人たちの、それぞれのストーリー
5編あります。
舞台が北関東~東北だからなのか?
なんとなくどの話もくら~い雰囲気が漂うかんじで、読んでいつらくなるものも。
5編の独立した話としてでなく、トータルでとらえるといいのかな?
そうすると、最後の「桜の下で待っている」の存在感が生きてくるな~