検証部屋。 | 熊本市南区の美容室GARDEN- akutagawa youjiの気まぐれblog
こんにちは
熊本市南区美容室GARDENの芥川です。

今回はデジタルパーマ時のロット系に対する回転数と長さの関係について・・・

まずデジパーって先に薬剤塗って水洗してロット巻きますよね?

ってことは薬剤を塗る時点で巻くロット、回転数、カットライン、当然デザインが頭に入ってないと塗布なんかできませんよね?

普通のコールドパーマはほとんどは巻いた後に本還元に入るため、的確に剤を付ける場所が分かりますがデジって①剤の塗布をなんとなくやるととんでもない結果になると思います。
       ということで・・・

人間の感覚って思ったより不正確だったりするんですよね。
何㍉のロットで何回転半とか計算した上で施術するわけですから、その半回転、もっと細かく1,75回転とか考えてやるとすれば、ここまで正確にって言いませんが、ある程度のモノサシって必要と思うんですよね。
そのためにはこんな表みたいなものって大事じゃないかなと・・・。

以外となんとなく塗ってる方が多いような気がします。。。

我々美容師はお客様にあったデザインを提供しなきゃいけないわけだから、その前の段階で何となくとか、これぐらいで・・・とかあってはならないと思います。

きちんとした下地作りが出来てないとデザインだとか言ってる場合じゃありませんよね。

デジに関しては、ロット径、長さ、円周率、スライス、塗る角度、そして熱。
これらが非常に最終の仕上がりに影響を及ぼすのではないかと考えます。

     ちなみに熱の変化では




左から40℃、60℃、80℃、100℃、50℃ー45℃ー60℃。
一目瞭然ですね。
どれが良いかではなくその髪にあった選択が必要ってことですね。
ちなみに自分は温度は変えず一番右の温度で固定でやってます。
温度を変えるともしあれっ?て思ったときに、還元が良くなかったのか、酸化が良くなかったのか、前、中間、後処理が良くなかったのか分からなくなるため、温度は固定でやってます。
今回は温度だけの検証ですのでダメージ、質感は考えてませんが、実際にはこの二つのことも十分考えていかないとダメですね。

最後にもう一つ

①剤の還元値濃度の違いでもかなりの変化がわかりますよ。





左からTG換算値8.0 /6.0/4.0/2.0です。
安易な薬剤のミキシングには注意しましょう!
TG換算値については過去のブログで詳しくご覧ください。
TG換算値の変化によるウェーブ効率の変化
TG換算値の変化によるウェーブ効率の変化(ストレート編)

最後にデジの時、自分はこれ使ってある程度的確に薬剤塗布します。
なかなか使えます。手作りです。。。


  

       では。