自分でも驚くくらいなんですが、いまだに先週の土曜日の件を引き摺っていて、
なんか気分が晴れないんですよね。
それで気晴らしにブログ巡りをして、他の方の感想を読ませてもらいましたが、
憤っている人、悲しんでいる人、バラエティだからという人それぞれで、
正解なんてないけれど、わかるのは、皆相葉さんを応援していること。
それがわかっだけでも、いいかな。
そして、相葉担としては、こんな時だからこそ笑顔でいようと思いました。
前回の記事にちょっと書いたので、第1回目の移動動物園を見ました。
放送は11年の6月。
本当にまだ震災の傷跡も生々しい時でした。
原発の事故のせいで、町ごと避難した2つ小学校の児童たち。
町単位、小学校単位の避難とはいえ、故郷を離れなければならなかった傷は、必ずあると思うのです。
ましてや、原発の町ということでそこで働いているお父さんも多く、児童の笑顔の下には、
そんな苦悩も隠れているという。
校長先生の要請で、沢山の動物を連れて福島へ向かう相葉さん。
車の中で、校長先生とスタッフとのやりとりのメモを読んでますが、
実際に校長先生に会って、児童たちの厳しい現実を聞かされます。
自分にどれほどのことができるかわからないけれど、やれるだけのことはやりたい。
そう呟く相葉さん。
相葉さんと動物が来ていることを知らずに、校庭に集まる児童たち。
東京から来てくれた人がいるという校長先生の挨拶が終わっても、相葉さんの姿は見えません。
あれ?という感じの児童も、自転車に乗った(隠れた場所が遠すぎて、すぐに来れなかった)
相葉さんの姿が見えてからは、嬉しそうにはしゃいでいました。
それでいて、相葉さんよりも動物にテンションがあがるのが、素直でいいですよね。
今回の主役は児童と動物とわかっているから、相葉さんは裏方に回っていていますが、
笑顔で動物を触っている児童の後ろで、大勢の児童に囲まれている相葉さんが映ってますよね。
沢山の動物に大喜びの児童たち。
そんな児童たちを見て、我がことのように喜ぶ先生。
それを見守る相葉さんとスタッフたち。
本当に、心からの優しい笑顔にあふれた空間でした。
最後、スクールバスで避難所へ帰る児童たちを見送る相葉さん。
いつもなら、相葉さんが見送られる立場だけど、今回は見送ってましたね。
これも、児童たちにとっては嬉しいですよね。
同じさようならをするにしても、相葉さんと動物たちを見送るよりも、見送られた方が、
楽しかった気持ちを持ったまま、家族のもとへ帰れますよね。
そしてお母さんや兄弟姉妹に、嵐の相葉くんが来たよ。動物も沢山来たよ。楽しかったよと。
あのキラキラの笑顔のまま、報告することが出来ます。
どうぶつ園のロケは、どれも相葉さんらしくて大好きです。
若い頃の猛獣は、リアルタイムでは見れませんでしたが、.comからは、ほとんど見てます。
自分だけでなく、飼育員さんや動物たちをも巻き込んで、周りを幸せの笑顔にしていく相葉さんのロケが、
本当に大好きなんです。
なかでもこの移動動物園は、その時期や目的も相まって、特別な回です。
相葉雅紀という人間性が、透き通って見えた移動動物園でした。