とにかく、副島先生と篠田さんが格好良かったの一言に尽きました。
命か視力か。
写真家として死にたいという篠田さんの願い。
医者として見過ごすわけにはいかないという橘先生や高木先生。
本当にそれが本人にとっての幸せなのかと問う卓巳先生と荻原先生。
医者として人とのしてのそれぞれのスタンスが見えて、感慨深い。
今回は副島先生のターンでしたけど、橘先生の成長物語でもありましたね。
命を救うことがすべてと信じて突き進む橘先生。
その頑なな理由も、視聴者にはもうわかっている。わかっているから痛々しい。
でも篠田さんにとってのラストホープは、延命ではなかった。
それがわかったとき、自分の信念を曲げて目の手術を優先する橘先生。
最後に写真に納まったはにかんだ橘先生が、すこし心がほぐれてきたようで嬉しい。
普通こうした成長物語は主人公のパートなのに、橘先生でしたね。
前回5話の手術シーンで、緊張で震えるのを克服するのが
卓巳先生の成長物語といえばそうだけど、今回ほどの重みはないかな。
それに、卓巳先生って何気にやっぱり優秀な医師なんですよね。
4話で卓巳先生が橘先生に
「一人の患者さんを救うのは、そんな簡単なことじゃない。」みたいなこと言ってましてよね。
卓巳先生は、町医者出身だから手術などの技術的なことは
他のメンバーに劣ることもあるかもしれないけれど、
医者の理念とか奥深いところは、誰よりも理解している気がします。
精神の成熟さというか思慮深さというのを、実は誰よりも持っているのではないでしょうか。
そして今回のメイン、副島先生。
副島先生の謎がイマイチわからないのですが、過去の奥さんのお父様と思われる院長が
治験の結果を隠匿しようとしたのもいい顔をしてなかったことから、
単なる金儲けだけが理由ではないことはわかります。
やたらと医療保険制度にもこだわるし。
他のメンバーとは違うところでのサイドストーリーがありそうです。
それにつけても、手術シーンはかっこよかった。
過去の手術のビデオを取り寄せるなんて、橘・卓巳ペアみたいに表に出さないけど、
副島先生もけっこう熱い先生ですよね。
でも、さらっとクールにしてるのがいいですね。
篠田さんもよかった。
演じる石黒さんがよかったのもあるのですが、すごい説得力があった。
もし自分がその立場になったらどうするのか。
人によってはたとえ半年でも延命を願う人もいるでしょうし、
篠田さんと同じように視力を望む人もいるでしょう。
これはどちらも正解だし、決して答えの出ない問題だと思う。
だからこそ、卓巳先生たちもカンファレンスであれだけ悩んだんだし。
ただ、副島先生の写真の残る篠田さんの笑顔が、その答えなんだと思う。
篠田さんは、選択を間違ってなかった。
今までの話は、とにかく命を救うことが最優先で、それがラストホープだったけど、
今回の卓巳先生が言う「ラストホープ」は、また違う意味があったと思いました。
患者さんの命だけでなく心も救うことで、センターは本当のラストホープになるんですよね。
謎については、あまり進展はなかったですかね。
橘先生のお父さんが殺された講師の人と裏で研究をしていたこととかの情報もありましたが、
それくらいですかね。
卓巳先生のお母さんが今際の際に、許してと言っていたけれど、
この時には卓巳先生はすでに疑惑を持っていたのでしょうか。
最後の最後に、斎藤夫妻の息子さんと再会してましたが、来週の予告だと入院してた?
4話で初めて息子が出てきたときは、これで大きく動くかと思ったのですが、
5、6話はちょっと小休止ですかね。
でも、7話からは謎も動くようなので、そちらも楽しみです。