LAST HOPE #02 | Double Feature

Double Feature

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ラストホープ #2 感想




謎が謎を呼ぶというか、現在と過去が複雑に交差しているのが、だんだんとひも解かれていくのが良い。


一話完結のドラマが多いなか、最終話まで気が抜けないドラマは久しぶりな気がする。


そして、小説でいうところの行間を読むドラマだと思う。


登場人物の表情、目線一つが重要になっている。


そこから次の展開を読む、そんな楽しみもあるドラマ。


うん、やっぱり大好きなドラマです。






橘先生の過去が、断片的ながら繋がってきましたよね。


そして、それぞれのメンバーも。


橘先生のお父さんと小牧先生。


髙木先生と荻原先生。


これに、卓巳先生と副島先生はどう絡んでいくんだろう。




あ、忘れちゃいけないセンター長。


センター長は、波多野先生だけでなく6人全員の過去とも絡んでいるの?




そして、医療ドラマとしても、切り口が良かったと思いました。


大概今までのドラマでは、他の医者が見放した患者を1人のスーパードクターが救うというのが


定番でしたが(それはそれで面白いのですが)


このラストホープは、1人1人卓越した医師ではあるけれど、スーパードクターではない。


そんな普通よりちょっと優秀な医師が集まって、やっと1人のスーパードクターと対等になれるという。


最先端医療という、ちょっと現実離れした感じかと思ったら、そこはやたらと現実的だなと。




カンファレンスのシーンで、脳外科の権威の先生が亡くなったという話題の時に、


荻原先生が、疑問を投げかけていましたけど、まさにそうですよね。


優れた1人に頼っていては、その人が亡くなった時にどうなるのか。


その知識や技術はなくなってしまうのか。


1人のスーパードクターに頼らず、皆が等しい技術を持てるようにするのが、


先端医療というかマシーンなのでしょうか。




プロデューサーがこの作品でいいたかったことは(メディカル的な部分では)


この場面なのかな、なんて思ったりもしました。




でも、先端医療にも問題があって、受けられる病院が少ないことと、金額の面。


1話でも、すっごい金額でしたが、あれにプラス他の治療が入るとなると、


いったい総額いくらになるんでしょう。


そういった意味でも、問題はありますよね。





そして、昨日は橘先生。


手術場面~救急の場面までの流れは、もう橘先生に釘付けでした。


要所要所で挟まれる回想シーンによって、橘先生がなぜあんなに生に固執するのかがわかりました。


裁判中の医療ミスについては、詳しくは書かれてないけど、


救命シーンの他の医師のセリフなどからみると、


他の医師があきらめた患者が橘先生の救命によって生きながらえた。


しかし、その結果、植物人間状態(1話)になって、医療ミスを訴えられた?という感じなのでしょうか。


父が逮捕され、母が自殺した橘先生は、たとえどんな姿になっても家族を失いたくなかったのでしょうね。


それが、今回のシーンでもよくわかりました。


橘先生が「マシーン」にならざるを得なかったことも。





最後、エレベーターの中の卓巳先生。


今回はセンター長へのかまかけというか、探り合いがありましたね。


卓巳先生の過去も、少しずつ出てますが、卓巳先生はどこまで知っているのでしょう。


DNA検査をしているから、自分が波多野家の人間でないことは知ってるけれど、


新聞にあった斎藤夫婦が実の親と思っているのでしょうか。


果して本当にそうなのか?


そして謎の手術の痕。




2話で橘先生の過去が明らかになり、次の3話は荻原先生。


4、5、6話で残りの髙木、副島、小牧先生が来るとして、


卓巳先生の本格的な謎解きは7話以降ということなのでしょうか。





最初火9で医療モノというから、万人受けのエンタメ性の高い娯楽作品かと思ってたら、とんでもない。


かなり濃密なマニアック向けなドラマですよね。


はっきり好き嫌いが分かれるタイプだと思う。





このドラマはテンポも速いし、回想場面が挿入され時間軸も飛んだりして、


ながら見には適してないドラマですよね。




今って、わが家もそうですが、テレビがついてても、


スマホやパソコンをいじったりしていて、ドラマに集中してみていない。


だけど、このドラマは、1時間集中しないと置いてかれるので、見入っています。


この1話1話、謎が解ける感覚は、私は好きですね。


良質なサスペンスドラマという感じ。


ただ、1話見逃したり、途中から見るたりするのは、大変かな。そこがちょっと残念。


あとは、1回見ただけでは、謎を含めて話についていけない部分もあって、


リピートが必須なんですが、そういうとこも苦戦の理由なのかな?


最近のドラマって、一話完結で、流し見しても大丈夫なものが多いですよね。


ドラマを見るのに、あまり労力とか使いたくないというか、考えながらみるものは受けないのかな。


そういうのが、苦戦の理由なのかもしれない。






でも、卓巳先生と橘先生の並び姿は、とても似合ってていい。


と同時に、髙木先生と荻原先生もいい。


この2組は、私的にツボです。


別にくっついちゃえとかそういうのではなく、白衣で並んでいる姿だけで満足です。





第1話の時は、とにかく相葉さん主演ドラマということで、相葉さんを追うことだけに夢中でしたが、


2話は、純粋にドラマの内容にハマって見れたと思います。


6人のキャラもいいし、副島先生が思ってたよりもお茶目。


小牧先生も、偏屈な先生というより、可愛いおじさまだし。


髙木先生のチャラそうで、本当は真面目というのも、定番だけどいいよね。


そして、何より荻原先生のキャラが好きだ。「姐さん」と呼びたい。




さて、来週の3話まで、また2話を繰り返し見たいと思います。