大きなパンテオンの右側の道からずっと歩いて行くと、5分程度で広場に着きました!
かつては荷風が宿にしていたとか、リルケが執筆していたとか、
文豪たちがこの道を通っていたのだなあと思うと、感慨深く・・・
路地を通って、列を作って並んでいるミニシアターを抜けると・・・
ここです!コントレスカルプ広場
コントレスカルプ広場は、ヘミングウェイが住んでいた当時、とても汚い広場だったそうですが(『移動祝祭日』)、学生たちの溜まり場だったカフェもたくさんあり、まさにカルチェラタン
小さな噴水もあり、気候が良ければゆっくりと休むのですが
風がとても強い日で、広場の名をつけたカフェに。
ヘミングウェイも利用したと読んだことがあります。
コーヒーだけでも良いか尋ねると、もちろん!と奥のアームチェアとテーブルの席に案内してくれました。
このカフェレストランの庭がすてきらしいのですが、見ることができず
辻夫人の佐保子さんがアパルトマンを決めたとき、裏庭がとても気に入って、とエッセイにあったのです。
きっとこのこちらの庭も同様な感じなのだろうな・・・
辻邦生が一番長く住んだパリのアパルトマンが今もあり、隣はヴェルレーヌが住んでいたとエッセイに書かれていますが、カフェレストランになっていることも、今もそのまま
さあ、行くぞ!
ムフタール通りから、デカルト通りへと名前が変わってすぐに・・・
ありました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230515/23/double-rainbow227/73/e2/j/o1080081015284920115.jpg?caw=800)
ヴェルレーヌの名前を冠したレストラン!
そしてその隣のアパルトマンに、辻邦生のプレートが掲げられていました。
エッセイに出てくる場所に立つことができました!