六度目のパリ11 棕櫚の日礼拝@サン・シュルピス教会 | 契約の虹のブログ

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2023年のイースターは4月9日日曜日

 

その一週間前の日曜日は「棕櫚の日」と言われ、イエス・キリストがエルサレムに入場された日を記念します。

 

なつめやしの枝を持って迎えに出た。そして、叫び続けた。「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように、

イスラエルの王に。」 

ヨハネによる福音書12章 13節

 

この聖書の箇所にちなんで「棕櫚の日」として礼拝します。

 

私はプロテスタント信徒ですので、教会で棕櫚の枝を持って礼拝することはしませんが、カトリック教会では棕櫚の枝、もしくは代わりに緑の枝を持って礼拝すると聞いたことがあります。

 

サン・シュルピス教会のHPには、土曜日の夕方にミサがあるとのこと。

 

大好きな6区の散策のあと、ホテルに落ち着いてから早速行ってみました。

 

教会前には、テーブルがあちこちに設置され、葉のついた枝をたくさん置いています。



 

ともあれ教会に入ってみると、皆さんが枝を持って入ってきます。

 

ある女性は紙袋にいっぱいの枝を入れて・・・

他の人たちは、ひとつの枝を持っているなど、人それぞれです。

 

私もその枝を求めて外に・・・

 

多くの人たちがそれぞれに枝を求めて並んでいます。

ドネーションとして、私も気持ちを捧げます。

 

にこやかなシスターは、私がお金をかごに入れると枝を選んで渡してくれました。



 

それが小さな枝なのですえーん

 

もう一本夫のために、と頼むとさらに小さな小枝をくれましたガーン

 

あの紙袋いっぱいに枝を入れていた女性は、いったいどれくらいのドネーションをしたのでしょうびっくり

 

ああ、これもお金次第なのだ、と改めて気づいた私・・・

 

カトリックからルターの宗教改革が起きた一因に、免罪符があったことを想起してしまいましたショボーン

 

そして二人で小さな枝枝を持ってミサを待っていると、アナウンスがあり、司祭を先頭に皆さんが外に出て行きます。



 

後に従うと、教会の外で司祭が祈り、水(きっと聖水)に枝をつけて参加者の頭にその枝を振って祝福します。




 

我々も祝福を受けました。

 

カトリックの儀式は、プロテスタントと違ってそれぞれ形式的なものが多く、新鮮です。