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Thoughts on living with style.      

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30代の喫煙比率がしごく高いそうだ。

で、一日21本以上喫煙する、いわゆるヘビースモーカーでは

50代、30代の順に高い。

喫煙を云々するつもりはないが、自己責任で吸っている以上

他人に迷惑をかけなければ問題はない。

ただし、肺気腫や肺がんなどを発症するようなケースは、

その治療のプロセスで医療機関に従事する人たちに迷惑をかける。

重篤になりひとりで死んでいくのはけっこうだが、治療を試みるくらいなら

早いうちから喫煙習慣から足を洗った方がいい。

吸う以上は、タバコによる疾病にも責任を持ちたいものだ。

マックイーンは50歳の時、中皮腫で死んでいる。

バイク関連のアスベストや撮影場所の核汚染が原因とかいわれているが、

写真のようにタバコを吸っていたことは間違いない。

今年は没後30年だが、この人、アメリカ人にしては意外と体躯が小さい。

でも、ヒーローとしての存在感は現在のマッチョな俳優たちよりも強烈だ。

みんなに愛されて正義を貫く笑顔のヒーローではなく

どこか孤独感を漂わせるキャラクターが彼の持ち味であり、

そこが男性ファンにはたまらない。
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見境のないアンチャンが、時間とともに分別のある大人になる。

でも、THE WHOは45年前に「マイ・ジェネレーション」で、

I hope I die before I get old(歳を取る前に死にたい)

と言っていたが・・・。

右も左も分からない方が、人間、パワーがある。

でも、若い時というのはデタラメで恥ずかしい存在かもしれない。

年老いるのがいいのか、若く血気盛んなのがいいのか。

なかなかワインのようにうまく熟すようにはいかない。
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「タクシードライバー」は、

ベトナム戦争で病んでしまったアメリカ社会を描いた映画だ。

こういう社会派風の作品は、頭のいい人たちにウケがいい。

確かにそういう一面はあるのだろうけど、

映画は、ほら、映像芸術なんだから。

ラストで走り去るタクシーのシーンとか、

NYのアパートでの殺戮の粗い粒子の映像とか、

トラビス(デ・ニーロ)のアパートで肉体を鍛える寒々しい映像とか、

「絵」ですよ、「絵」。

・・・と言いつつ、公開から34年が経つのである。

あの頃青春の人は、もう定年が近いはずだ。

監督のスコセッシは巨匠に。デ・ニーロは名優に。

で、自分はうらぶれた独り者の、老いたオジサンに。

救いのない人生を顧みつつ、じっと手を見る。
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パワースポットが人気だが、

自分の場合は「パワー・スポック」である。

「スタートレック」のミスター・スポックこと、

レナード・ニモイの出演シーンを観ると元気が沸いてくる。

まぁ、トレッキー(「スター・トレック」のオタク)ほどではないが。

そのレナード・ニモイだが、今年とうとう俳優の引退宣言をした。

79歳。もう十分働いた。「船長、それは非論理的です」という

あのセリフが似合うのは、やっぱり彼しかいない。


オンエアされなくなってもうかなり経つ。

やっぱ、年末はこれがないと。

風物詩ですな。

クリスマスが特別な日でなくなって久しい。