「ソウル・トレイン」の司会、ドン・コーネリアスさんが亡くなったそうで。
70歳。いやぁ、この方にはお世話になった。
かつてJUN(ファッション・ブランド)の一社提供でオンエアしていたTV番組。
もう、70年代ソウルの豪華絢爛、本物ばかりが登場して、
それはもうお勉強になりました。
本国では、「シアーズ」が豊かになりつつある黒人消費者をターゲットに
一社提供でTV放映していたらしい。
ドンさんの声が良かった。低音で、歳の割に落ち着いた声と司会進行。
衣装は、幅広ネクタイと幅広ラペルの派手なスーツ。
日本での提供先であったJUNもまさにそんなスーツをいっぱい作っていた。
白人のコンサバティブなセンスに反抗するような彼らのスタイルは、
公民権法が成立して間もない時代らしく、過激で、魂(ソウル)を感じさせていた。
ドン・コーネリアス、名前もカッコいい。