昔は「バブア」と言った。
今は「ヴァーヴァー」とか「バブアー」とか表記するらしい。
ワックスコットンの防水アウトドア衣料で、
70年代の第一次アウトドア・ブームの頃、アウトドア・ショップの店頭には
必ず飾られていたイギリスの老舗ブランドである。
このブランドのデザインを限定コレクションながら日本人が手掛けている。
吉田十紀人さんという人だ。
氏はかつてBIGIに在籍し、その後数々のブランドを立ち上げてきた経歴を持つ。
機能的なウエアづくりが持ち味で、バイクウエアやアウトドアウエアにおいて
エポックメイキングなデザインを世に送り出してきた。
今回はBarbour The Beacon Heritage Range limited by TO KI TOという
限定生産品で、米「バーグドルフ」や仏「コレット」などの有名店で売られているらしい。
30~40年前は、この「バブア」のワックスコットン・ジャケットを羽織り、
ハンティングワールドのバッグを持ち、旧都心の街並みを歩くようなお洒落な中年男性に憧れた。
着込んでいくとボロ布のようになるワックスコットンだが、
その着古した感じは若い人には似合わない。枯れて渋くなった中高年男にこそ似合う。
そろそろ自分も「バブア」が似合うお年頃になったのか・・・。
