そうか。センターのピック アップを使っている。
Stevie Ray Vaughanの「Scuttle Buttin'」である。
こういうギター・ミュージックは、ギター弾きのファンにはいいが、
そうでない人には退屈な音楽かもしれない。
伴奏の連中も、基本的には暇だ。
ブルースコードにのっとって、単純な繰り返しでサポートするだけ。
ところで、2010年はStevie Ray Vaughanの没後20周年にあたる。
1990年に35歳の若さで亡くなっている。
ヘリコプターの事故だ。
ミュージシャンの飛行機事故はけっこう多い。
古くは「ラ・バンバ」のリッチー・バレンスと白人ロックン・ローラーのバディ・ホリー。
70年代にはレナード・スキナードがバンドごと死んでいる。
ジョン・デンバーは自分で操縦していて墜落死した。
「黒い炎」のチェイスの面々も70年代に亡くなっている。
だから、ミュージシャンの中にはデビッド・ボウイのように
飛行機嫌いの人が少なからずいる。ボウイは船で来日したほどだ。
話をStevie Ray Vaughanに戻すが、なぜかギターの上手い「ギター弾き」は、
背が小さいどちらかと言えば小柄な人が多い。
Stevie Ray Vaughanも小さいし、プリンス、古くはポール・コゾフ、
エドワード・ヴァンヘーレン、レイパーカージュニア(この人、元々はかなり上手いギタリスト)、
ジェフ・バクスター等々。
自宅でちまちまギターを弾いていると、背が伸びないのかも(ホント?)。