「20世紀におけるアメリカの男性服の発展を記した、もっとも信頼できかつ興味深い本!」と
帯に書かれた米国服飾デザイン協会編(CFDA)の新刊が今月発刊された。
値段は31.5ドル(amazon)。
アメリカの男性服はこの国ならではの個人主義と開拓の歴史がもたらした合理・機能性が
下敷きになり、現代の生活様式に合わせた洗練が生まれていると言う。
本書はアメリカの男性衣料を7つの分類に分けて解説し、
リーバイスからアイビーリーグ、ラウンジスーツからズートスーツ、
カウボーイからカウンターカルチャーなどあらゆるジャンルをカバーしている。
各々の時代のイコンとして、フレッド・アステアや、マーロン・ブランド、
ラルフ・ローレンなどの写真が掲載されている。
なくした価値、おろそかにしている価値、
旧いというだけで一蹴してしまっているものなどを、
もういちどこういう本で検証してみるのものいい。