今月も仕事がないので、マティーニを飲みに
シャングリラ・ホテル東京のバーラウンジへ行ってきた。
ここのマティーニは茶碗のようなグラスで供される。
土台のしっかりした分厚いグラスで飲むマティーニは、
とても骨太で体育会系だ。
味はまったく問題ない。ドライ過ぎず、かといってスイート過ぎない。
ただし、ラウンジ自体はあまりいい雰囲気ではない。
高層ビル(28階がロビー)ならではの眺望感が乏しい。
その点、パークハイアットのニューヨークBarは気分がいい。
気分の良さにおける差は、天井の高さにあるようだ。
連休前の週末、東京駅や丸の内界隈は不景気などどこ吹く風で、
若いビジネスマンやビジネスウーマンのカップルが高級なレストランで食事を楽しんでいた。
シャングリラ・ホテル東京のロビーから眺める風景を見ながら、
60年代の東宝映画によく出てくる
兜町や八丁堀辺りから東京駅方面を見晴らす光景が脳裏に浮かんだ。