嘘をつくこと | 放課後の kay note

放課後の kay note

可愛い子供と 仕事・育児を綴る kayの日記です

昨日 ちょっとした事件が起こった


昨日も彼はコンビニのバイトだったから

夕方から9時くらいまで寝てたの


リビングの隣の和室で寝てたんだけど

そこには子供のおもちゃも山ほどあるのね


で チャールズがおもちゃを取りに行った・・・

と思ったら


「今のは 何のイタズラね!?(イタズラなの!?)」

と彼の怒鳴り声が聞こえたの


行ったら

怒った彼に チャールズが両肩押さえつけられてた・・・


「なに?どうしたん?」と聞くと


「ぼくが おもちゃを取ろうとして パパの毛布を踏んだと」

と涙声で言うチャールズ


彼に「どうしたの?」と聞くと


「ふっと目覚ましたら チャールズが顔またいで

 『ちょっとオシッコ・・・ あ ここか~(^~^)』

 ってしよったけ(してたから) 怒った」・・・と



チャールズは5歳

最近 ヘンなボケというか ギャグというか

とにかく お笑いネタが多い


最近のお笑いはエグいの多いし


「チャールズ?今パパが言ったようなこと したの?」


「してない。 チャールズ何にも言ってない。」


「本当?本当に何にも言ってない?」


「うん。チャールズはおもちゃを取ろうとしただけ」


「じゃあ、 なんで怒られたの?」


「チャールズがパパの上を通って パパを踏んだから」


「そのとき何か言わなかった?」


「なんにも言ってない」


チャールズの目を 真剣に見てしゃべった

彼が寝ぼけてて 聞き間違えたのか?

チャールズが嘘をついているのか?


もし 嘘ついてるなら 巧妙に嘘をつき通そうとしてる!


何が真実なんだ?

と 3人でちょっとわからなくなってしまった


彼が「もういいよ」と言うけど


「もう良くないよ。もしチャールズが怒られたのが

 間違いならちゃんと間違いでチャールズに謝らないと」


「何が 本当か ちゃんとハッキリさせないと ダメ」


どちらにしても ちゃんとしないといけないことだ

彼は寝起きで かなり大きな声で怒ったし


それから チャールズと向かい合って

目を見て しゃべった


「ねえ?パパは『ちょっとオシッコ』・・・って チャールズが

 トイレのまねをしたって 言ってるよ?」


「チャールズ なにも言ってない」


「本当?」


「本当」


「じゃあ パパが嘘をついてるのかな?」


「・・・・・・・」


「パパが聞き間違えたのかな?でもチャールズが

 何も言ってないなら 何と聞き間違えたんだろうね?」


「・・・・・・・」


本当のことが ワタシは見てなかったから

本当にわからなかったの


だから 嘘をついてるでしょ!?とも言っちゃダメだし

パパが間違ってる とも言えないし


チャールズの目を見るしかなかった


「じゃあ チャールズは嘘ついてないね?」


「うん。ついてない」


「じゃあ 指切りしようか

 ♪うそついたら 針千本 飲~ます♪

 チャールズ うそだったら 針千本飲まなきゃだよ」


と言うと・・・


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」


今まで ぜんぜんしっかりワタシの顔を見ていたのに

ボロボロボロっ

っと泣き出して 抱きついてきた


「・・・・っ ゥっく うそ・・・ ゥえっ ・・・ついた(ノ◇≦。)

 うえ~~~~~~~~~~~~~んっっ」


うそを突き通そうとしたこと

本当のことを言って 泣き崩れたこと


恥ずかしさと バツの悪さと 後悔と 罪悪感と

そんないろんな表情がまざった 

一瞬のチャールズの顔


ワタシはたぶん 一生忘れないと思う


ぎゅ~~~~~~~~~っと

チャールズを抱きしめて


また目を見て チャールズの胸に手を当てて


「あのね うそをつくとね ここが真っ黒くなるんだよ

 ママ 今 チャールズのここが黒くなるの見えたよ


 ここが黒くなるとね やさしいキモチや うれしいキモチ

 しなくなっちゃうんだよ


 うそをついたらね 心が真っ黒になっていくんだよ」


と言うと


「ごめんなさ~~~~~~い。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」


それから チャールズはパパに謝りに行って

事件は終わったのだけれど・・・



嘘 つくようになったんだな。って


誰でもあるよね?小さい頃 そうゆうこと

結局 小さいトゲみたいに そのときの自分の

みじめさとか バツの悪さとか けっこう記憶に残って


嘘をつくことは いけないってことは

ちゃんと教えられたと思うし


チャールズはちゃんと 理解してくれたと思う


ただ なんか

久しぶりに この子の成長を感じて・・・


5歳になって 身の回りのことはすべて出来て

そうゆう成長は ある程度完了してたし


でも 次は 人間性とか 心の成長とか

そうゆうのに向き合っていく時期に


入ったんだろうなあ・・・って思って


ちょっと うれしいような 大変だな・・・と思うような

感慨深い 一件でした。


今回の事件について

彼との育児に対する対応の仕方の

意見の違いがちょっとあって


それは また今度