まだ実感もないし、とりあえず切れば大丈夫だと頭で繰り返してた。
家に着いて、母に伝えた。
「なんか、ガンやって。まだ初期やから
カンタンな手術で大丈夫みたい」
母は常に冷静で感情より先に要領を
考えて動く人だ。だから、ショックは
あまり表に出さないで
「うん。そうかもな~とは思ってた。
大丈夫なら切ればいいだけや!じゃあ、
入院の準備やな!」とサッパリと受け止めてもらえてありがたかった。
父は涙もろく情でできてるような人なんで
母から伝えてもらった。
私には、うちの親族には誰もガンはおらんのになんでお前だけが、とそれだけを悔しそうに言っていた。
子供にはここで嘘をつきたくなかった。
まだ13歳だけど。できる限り一緒に
頑張るには真実を伝えるのが
1番大事だとダンブルドアも言ってた

ガンになったけど初期だということ、
カンタンな手術で取れそうなこと、
深刻に心配せずにいて欲しいことを
伝えた。
黙ってうんうんと聞いていた。
男の子だからあまり感情を出さないで
我慢してくれたのかもしれない。
治るんやろ?大丈夫なんやったら
いいよ(^^) 手術するんかあ~、
付き添うからね!と頼もしい。
さ、可愛い入院グッズを妹と
買いに行くぜ


