遂に柏木由紀AKB48卒業公演の日、さすがにチケット当選するわけなくとうとう劇場公演でのゆきりんを体感することは叶わず終いとなってしまったけど、生配信にてAKBとしての柏木由紀のラストパフォーマンスをしかと括目しレジェンドの全うを目撃させていただき…

 

 

卒業コンサートと違い特別ゲストのような非日常的演出も無く、あくまで現AKBメンバー達との等身大な劇場公演にてAKBアイドル史に幕を降ろしたゆきりんのステージ、その上でしっかりと最高の煌めきとアイドル性を発揮し魅了する、17年間の存在証明とAKBであり続けたことの説得力を十二分に見せつけてくれた尊き2時間のステージだったなぁ。本編ラストが「Green Flash」、アンコール後の本当にAKBとしてのラスト曲が「初日」というのも納得かつ唸らされるセットリストだったし。

 

年齢のことでAKB在籍の価値が評価される現象も確かに一要素としては理解できるとして、やっぱり普遍的な彼女のアイドル歌唱性の高さと表現力の個性の魅力こそゆきりんがAKBに存在した意義であったと改めて感じさせられた公演だったし、あとここ数年のコンサートや劇場における一連のゆきりんプロデュース系公演で発揮されまくったAKBとしてもアイドルとしても突出した演出とセトリのセンスも特筆しないわけにいかず、この部分に関してはこれからのAKBからこの才能が失われることをどう乗り越えてゆくのか課題となるだろうけど。

 

とにかくもひとつの大きな節目、自分にとってもAKBはじめての推しであり握手会での交流も含めてAKBにオタとして前のめりとなることの醍醐味を導いてくれたゆきりんには本当に感謝しかなく、今後もAKBとのいい距離感にて新たなアイドル道の歩を進みゆくことを願いたいわ~桜