先日5・30後楽園ホール大会より団体設立15周年ツアーを迎えたドラディション、自分も会場内にてその感慨を共有し今なお現役プロレスラーとしての藤波辰爾推しであり続けられていることの喜びを噛み締めつつ、リング上に目を向ければ15年前のドラディション誕生時にはよもや想像もつかなかった、新日本プロレスのジュニアヘビー級トップである高橋ヒロム選手や藤波辰爾Jr・LEONA選手の姿がある光景に歴史の積み重ねと時間の奇跡をも実感させられ…

 

 

 

この機にあらためてドラディションの15周年を振り返ってみようと思い立ち、所有しているパンフレットを久々に引っ張り出してみたんだけど、実は前身の無我ワールドから改名しドラディションとしてリスタートを切った2008年から2011年あたりまでは頻繁にパンフが制作されておらず、まぁ現在のほぼ大会ごとに内容充実の新作パンフが存在する状況からすると逆に貴重な資料にも思えたり汗

 

 

 

団体としても2011年ぐらいまでは無我ワールド時代から継続された参戦選手やマッチメイクの印象がまだ強く、やはりドラディションが完全に無我から独自の特色を確立し、現在の団体カラーと価値を有する礎となった契機は藤波辰爾デビュー40周年メモリアルの時代ごろからの印象で、長州力初代タイガーマスクの参戦からレジェンド路線の集大成となった、2012年4・20後楽園ホール大会は特にドラディション史上において歴史的に意義深い特異点たる興行と言えるのかも。何しろメインが藤波&長州&タイガーvs蝶野正洋率いるT2000、セレモニーにはアントニオ猪木前田日明も登場し黄金時代の新日本プロレス風景が現出、さらにLEONAプロレス入り宣言が飛び出したのも全てこの1日の出来事だったんだからねぇ~。

 

 

 

2013年に入ると遂にプロレスラー・LEONAがデビュー、パンフレットも大会やツアーごとに制作されるようになって表紙のデザインにもその時期のドラディションが反映されるようになってゆき、単なるデビュー周年だけでなく様々な記念大会として開催されていたことも思い起こされやっぱり特にここ10年の濃度には今更ながらに唸らされるやら、自分自身の積み重なった年齢も痛感させられるやらあせる

 

 

しかしこの大会の頃がもう今から10年前になるのかぁ…デビューを迎えたばかりのLEONA選手の体格や佇まいには時間の流れを感じさせられるとして、この10年前と比較して全く違和感の無い、今の藤波選手の不変の存在感と肉体の説得力ってばビックリマーク

 

2014年以降のパンフコレクションはまたの機会にて~