今宵は東映チャンネルにて3時間弱に渡るボリュームで放送されていた、「スケバン刑事SAGA」を視聴し懐かしさ以上の新鮮な高揚すら覚えて、あの頃への郷愁とむしろ今だからこそのアイドル特撮作品としての貴重な価値を堪能したわ~キラキラ

 

本放送は確か自分が高校生だったころ、ちょうどTVの「スケバン刑事」シリーズ3部作が終了した直後にフジテレビの深夜枠で放送された記念特番だったと記憶しており、タイトル通りに歴代スケバン刑事を網羅した総集編で一気にシリーズ全体を俯瞰できる超絶贅沢な内容だったけど、実は全3作品全ての主題歌&挿入歌に乗せての名場面集という趣の編集でもあり、今観ると通好みな面子の80年代アイドル楽曲MV的な映像資料としても味わい深く。なるほどスケバン刑事をあくまで特撮ドラマ作品として捉えるならば、主演の斉藤由貴南野陽子浅香唯それぞれの一般的にもヒットした主題歌に加えて、吉沢秋絵相楽ハル子大西結花中村由真、さらに福永恵規といった面々の楽曲も特ソン的な形で後世に残るというのは何か痛快で思わぬ発見でもあり。

 

それにしても、やっぱ当時の感覚を思い起こさせられる意味では当時の人気アイドル主演作という華と萌、そしてあの時点において特撮やアクションとは無縁で演技経験すらほぼ皆無な新人アイドルたちが、クソ真面目に体張って非日常的な物語と体現してみせるギャップと熱量の絶妙な感動は今の時代のアイドルグループ総出演ドラマのそれに通じるものも見い出すというか、その存在意義と魅力の原点はここにあり!という絶対真理に改めて気付かされたような…まぁ要するに、「セーラー服と闘う美少女」このベストマッチ感は人類が到達した永遠不変の揺るぎなき発明ということあせる

 

放送当時、3部作は一通り観ていた中で個人的には南野陽子が演じた2代目麻宮サキ=五代陽子、さらに本当の名前は早乙女詩織が主役の「Ⅱ」を特に推してたけれども、今改めて振り返ってみても最終回が最もハッピーエンドな感じで物語が幕を降ろしているのも「Ⅱ」だったんよねぇ。初代は相討ち爆破で行方不明エンドだし、「Ⅱ」の「実はみんな死んでなくて重症負っただけでしたエンド」なのは「Ⅲ」の最終回も同じ構造なんだけど、ほぼ忍者ものな浅香唯の「Ⅲ」は最終回に至るまでのストーリー展開における、風間三姉妹以外の主要キャラの死亡率と悲劇性が異常に高くて、まぁこれはこれで実は好きだったけれども、もはや作品がスケバン刑事であることの意味からは完全に遠ざかってしまった感も。最も「Ⅲ」はもう、物語序盤の時点でスケバン刑事としてのアイデンティティを辛うじて繋ぎとめているのはもはやヨーヨーと長門裕之だけ、な愛すべきトンデモ世界観こそが魅力と肝なんだけど(笑

 

あと、当時は普通に出演アイドルへの興味がメインで視聴していたけれども、今の我が属性からすると「アイドル」「東映特撮」という最強なフュージョンとしての歴史的価値も見い出さないわけにいかず、エンドロールで大野剣友会の錚々たるレジェンドの名前にいちいち高揚してしまう有様でもあり汗

 

マジでAKBの「マジすか学園」シリーズの源流を辿ればこの作品に行き着くだろうし、むしろ原作版からは逸脱した世界観の「Ⅱ」「Ⅲ」ほど今の時代に求められるアイドルドラマとしての魅力を有しているようにも思えて、AKBか坂道メンバーでの「スケバン刑事」というのも面白そうなんだけど~

 

とりあえず今宵は落ち着けオレ、何気に所有しているベストCDを引っ張り出してしまったとしても…