昨日は午前中に「スーパー戦隊最強バトル!!」で燃え滾り泣き、夜は「必殺仕事人2019」で久々に必殺の様式美を堪能し、結果テレ朝三昧な日曜日を満喫させられお願いレッドゴーカイレッド刀

 

「スーパー戦隊最強バトル!!」は監督・坂本浩一、というだけで十分に期待と信頼の置ける4週連続スーパー戦隊特番で、実際に初回から劇場版でなくTVで観せてもらえる事がなんか申し訳なくなるほどのクオリティと、作り手側のジャンルに対する愛情と熱量のほとばしりに唸らされっ放しだったけれども、昨日の最終回はラストバトルであのBGMを流されてあの必殺技を出されてしまったらもう、観ているこちらの魂にもゴレンジャーストーム直撃級のバンバラバンバンバン♪なインパクトで感動と興奮させられて涙腺から熱いものダダ漏れまくっちまったさ~!!

 

一年ぶりの「必殺!」は今年の春放送、という情報だけは押さえていたものの放送日を知ったのがギリギリ前日だった、という有様だったので内容やキャストに関する予習はほぼ無いままの視聴となってしまったけれども、今回のスペシャル版は今の「2007」以降の渡辺小五郎シリーズにおける長編では珍しく(笑)構成と物語の進行のバランスが良く、最後まで前のめりに楽しむことができたわ~。基本的に従来の必殺のフォーマットが1時間ドラマに即しているので、TVスペシャルや劇場版だとどうしても中だるみやトンデモ展開が生じてしまう事が多いのだけれども、今作はまず前半の1時間でスタンダードな仕事人ドラマを描き、後半で依頼人が標的化してゆく非日常的な展開を用意した描写は秀逸。今回はゲスト俳優陣のキャラクターも魅力あり、まぁ終盤まで憎らしい悪役として風格あるラスボス感を醸し出していた西田敏行が最後の最後、きっちり仕留められる段階で釣りバカ浜ちゃん化してしまったのはご愛敬としてあせる

 

あと今回は松井玲奈の出演も今のオレ属性としては要注目のポイントで、物語上は仕事人の標的になること無く重要キャラでこそなかったものの、役柄上絡みの多かった西田敏行の存在感に位負けすることなく堂々たる表現力で印象に残る武家の娘を演じ切ってみせ、今の玲奈の役者としての魅力と器量からすればもう次は仕事人の標的になるほどの憎々し気な悪女役も期待したくなるし、もしくは和久井映見演じるお菊さんが仕事人チームのまとめ役に徹している事から実は枠が空いている、実働部隊の女仕事人としてレギュラー参加してほしくもあり…そうなったら「ビルド」出演時同様にAKBオタとしてはどうしても、ゲキカラのスペックで戦闘力を測ってしまい素手でほぼ最強ランクなイメージを抱いてしまいそうだけど。

 

ただやっぱり、「必殺!」は年一のスペシャルだけでなく1クールだけでもいいから久しぶりにレギュラー放送も復活してほしいんよねぇ~汗