今宵はMステ欅坂46が出演、遂に最新シングル曲「黒い羊」の初スタジオパフォーマンスということで前のめり視聴…もちろん素直に新曲への期待感に気持ち滾らせたうえで、やはりMVで受けた今作のインパクトから緊張感も抱きつつあせる

 

まず冒頭、センターのてちを中心とした陣形の時点で音楽番組の域を超えたかのような演出に唸らされ、他のメンバーが背を向ける中でてちともんちゃんが対峙するような格好となる場面には何か体温の上昇を感じさせられたけど、初めて「黒い羊」をMVで体験した時に受けた激しい攻撃性と情感に、ライヴでのパフォーマンスではむしろ優しさや突き詰めた先にある愛情のような柔らかさも伝わってきて、想定外な感情で感動させられてしまった驚きもあって視聴後は不思議な心地よさすら。

 

グループが勢いと話題性を増し巨大化してゆく中で、「欅坂の楽曲は凄い」から「凄いのが欅坂の楽曲」とある種の先鋭性が期待されてゆく評価の定着と流れにおいて、今作は臨界点に達してしまった刹那の魅力と同時に後戻りの効かない不安感のようなものも少し感じてたんだけど、MVでの世界観の角度を変えて届けられたライヴパフォーマンスによるメッセージ性の奥行きに触れて、従来の欅坂楽曲の系譜に沿った上での脱却と進化の可能性を予感させられる曲としても「黒い羊」はもっと括目し注目したく…

 

要するに、もうCDリリース日が待ちきれない衝動!に駆られ中だってば~メラメラ